Mosquito

ウェールズのセキュリティ・コンサルタントHoward Stapletonが、若者にだけ聞こえる不愉快なノイズを発生させる装置"Mosquito"を開発した。コンビニエンスストアなどの店頭を「占拠」して商売の邪魔になる若者を退散させることができるという。

人間の可聴域が年齢とともに狭くなる(落ちる)ことは昔から知られているが、Stapletonは子供のころ父親が働いていた工場で、自分にはとても耐えられないノイズが聞こえるのに大人に訴えても理解してもらえなかった経験からヒントを得たと語っている。

Mosquitoは一見ただのスピーカーだが、10代のほとんどには聞こえるが30代になるとほとんど聞ける人はいなくなる非常にカン高い囀りのようなノイズを発生させるらしい。現在は地元の一軒の店でのみテスト中だが、試用前はいつも店頭に陣取っていた若者たちがすぐに耳を押さえて「頼むからその音を止めてほしい」と訴えでたという(店主は「鳥インフルエンザを防ぐため鳥を追い払う機械だ」と嘘をついて拒否した)。若者たちはすぐに退散した。

駐車場などに留まる若者をそれと気づかせないまま操作する方法としてはクラシック音楽を流す方法が知られているが(ポップミュージックではなくクラシックを流すとなぜか落ち着かなくなるらしい)、Mosquitoはもっと直接的に不快感を与えることで効果が高く、かつ年長者には気づかれないのが利点だとStapletonは主張している。

聴覚の専門家によれば「可聴域の変化は非常に緩やかに起こるもので、しかも個人差が大きい。20代や30代の客にも不快感を与えてしまうだろう」。この点についてStapletonは「20代や30代に聞こえたとしても、その年齢の人々は店頭を占拠したりしないので問題はない」。Stapletonがこの装置を業界紙に公表して以来、コンビニエンスストアだけではなく駅や公共スペースなど非常に多くの施設・企業から問い合わせや注文が殺到したとのこと。


以上NY Timesから。Mosquitoのスピーカーを見つけたら(聞こえる人は周囲を見渡して年長者たちが普通にしていたら、聞こえない人は若者だけが耳を塞いで辛そうにしていたら)石でも投げて叩き壊しましょう。技術を逆に応用した「若者にだけ聞こえるラジオ」がDon't Trust Over Thirtyを叫び始めるだけならともかく、世代間戦争がエスカレートすると30歳以上だけを選択的に殺すウィルス兵器とか出現しかねません。

[本家Engadget]

十代にだけ聞こえる音撃兵器
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