Googleが「音響コンテキスト広告」を開発中
Technology Reviewによると、GoogleはPCのマイクを使ったパーソナライズ検索や広告を開発しているとのこと。
現在Google Researchにて研究中のこの技術はPCのマイクを使ってユーザの部屋の環境音を取得、解析した結果をGoogleに送りコンテキストにあった内容を返すというもので、6月のEuro Interactive Televisionカンファレンスでは「マス・パーソナライゼーション」と題したプレゼンテーションと論文(pdf)が公開されています。
「PC周辺の環境音を記録してGoogleに送信」と聞くとなにやら盗聴じみた恐ろしい技術のように思えますが、実際には数秒間の音声データからわずか数バイトの「音響指紋」を生成してGoogleに送り、データベースにあるテレビ番組の音声とマッチングしてどの番組を見ているか認識するもの。なので録音された音がそのまま送信されることはなく、マイクが私的な会話や物音を拾っても単にデータベースと一致しない不可逆なデータが送られるだけになります。
現在は見ている番組について検索したいときでもユーザがマニュアルで入力する必要があり、セットトップボックスや双方向テレビで取得した視聴データはそうしたサービスのプロバイダががっちり握っていますが、GoogleはPCのマイクと音響指紋ソフトウェアを使って力業でテレビとネットを接続しようと計画しているようです。
いまのところはフィンガプリント生成と照会という技術上すでにGoogleのDBに含まれているものしか認識できませんが、そのうち技術がアップグレードすればユーザの会話や独り言、息づかいや物音から推測するAdSenseが提供されるかもしれません。
[via slashdot ]
(図版は"Social- and Interactive-Television
Applications Based on Real-Time Ambient-Audio Identification"より)
















