PS3 ver1.60:Folding@Home、BGダウンロード、20GB版でリモートプレイ

SCEのニュースリリースによると、プレイステーション3のシステムソフトウェア ver 1.60は3月22日午後から提供予定とのこと。今回の大きなアップデート内容は分散コンピューティングプロジェクトFolding@Homeに参加できるクライアント、インターネットブラウザにズームや解像度設定が追加、無線LANを搭載していない20GBのPS3でも家庭内のAPを経由してリモートプレイ(PSPからPS3にアクセス)が可能に、バックグラウンドダウンロード機能、大型のソフトウェアキーボードなど。
目玉はプロセッサパワーが世界を救うFolding@Homeであるとして、とうとう実装されるバックグラウンド・ダウンロードも非常にうれしい進化です。一年先行するライバルXbox 360は複数のダウンロードをキューに入れておけばメディア再生中でも市販ゲーム中でも勝手に落としてくれたり、帯域が問題となるネットワークプレイ時には自動的に一時中断・再開してくれるといったマルチタスクを当然のようにこなしているのに対して、「多機能なマルチメディア・コンピュータ」の触れ込みで登場したPS3はファイルを落としているあいだ「中止」以外なにも選べず待つだけという非常に不本意な状態が続いていました。ニュースリリースによれば、ついに実現したバッグラウンドダウンロードは
ファイルサイズの大きいデータや複数のデータをダウンロードするときに、ダウンロードしながら他の操作ができるようになります。(制限事項がありますので、詳細はアップデート開始以降、弊社webサイトでご確認ください)というもの。分かっているのになぜか3日後にまた確認させるというのは何やら奇妙ではありますが、うれしい知らせは小出しにするのがSCEの得意技。心憎い演出と思っておきましょう。
そのほかアクセスポイント経由のリモートプレイもさりげなく大きな改善点。HDDの換装がサポートされていたり市販のPC用USBカードリーダがそのまま使えるといったオープン志向はPLAYSTATION 3の大きな魅力ですが、PSPとの連携機能はこれまで無線LANを内蔵した60GBモデルに限られていました。いまならお手頃価格で手に入る20GBモデルも今回のアップデートで商品価値が増したといえるでしょう。あとはリモートプレイでできることが増えれば完璧。
一年後発ながらソフトウェア的にはかならずしも万全ではない状態で発車したPS3ですが、着実に進化する過程に一喜一憂する楽しみがあると考えればこれもアーリーアドプターの醍醐味かもしれません。
(追記:早期購入者の醍醐味といえば、とあるグループが「1.51までは見つかった。1.54は未確認。」と公言していたとのこと。なんのことやらよく分かりませんが、過去の例をみるに上げちゃってもたぶん大丈夫だと思います。心配なら買い置きPS3と常用PS3の2台を買うのも手です。)





















