Palm、Linuxベースの独自OS開発を発表

PalmのCEO Ed Colliganが投資家向けキーノートで発表したところによると、PalmはLinuxベースの独自OSを開発しており、年内にも搭載デバイスを登場させるとのこと。
PalmではPDA時代のPalmシリーズ、スマートフォン時代のTreoシリーズともにPalm OSが使われてきましたが、OSを管理・開発する部門がPalm Sourceとして独立、のちに日本のACCESSに買収されたため、最近ではACCESSからライセンスを受けたPalm OS (Garnet OS)搭載デバイスとWindows Mobileデバイスの双方を展開しています。
ACCESSではかつて「次世代Palm OS」と呼ばれたLinuxベースのOS 「ALP」を開発しており、こちらも現行のPalm OS (Garnet OS)をサポートするとされているものの、Palmは将来のデバイスにALPではなく独自に開発したLinuxベースのモバイルプラットフォームを採用することになります。
新プラットフォーム / OSについて明かされたのは:
- 登場は年内
- Linux / オープンソース技術を基盤とする
- ACCESSからのライセンスにより、現行Garnet OSアプリケーションもサポート
- linux用ドライバの採用によりパフォーマンス・信頼性・安定性を向上
- 音声 / データ同時通信やマルチスレッド動作を可能にする柔軟性
- デバイスとの緊密な統合により、高いユーザビリティや高速な応答性といった"Palmならでは"のエクスペリエンスを提供
- ブラウザにはOperaを採用。メッセージングには買収したChattermailの技術を使う
Windows Mobile搭載Treoはさておき、ユーザビリティについては定評があるPalmもOSについてはお世辞にも近代的とは言えない......というよりむしろ枯れたレガシーに近いものだっただけに、「Palmらしさ」を維持したまま先進的なOSを搭載するデバイスには非常に期待がかかります。ハードウェアと密接に統合された新OSになれば、ほとんど見た目が変わらないまま増え続けるTreoも大きくモデルチェンジするかもしれません。
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