6月には代表取締役会長 兼 グループCEOから名誉会長に退き、プレイステーションビジネスの一線からは離れるとされるSCE久夛良木氏ですが、プレイステーション3の将来については今後二年間に渡る計画を設計チームに託してあるとのこと。

久夛良木会長に独占インタビューをおこなったEE Timesの記事には、今後二年間に渡るPS3の計画いわば「クタラギ・プラン」のほか、プレイステーション4, 5, 6の構想など興味深い話題が触れられています。といっても具体的な記述はあまりなく、これから日本版にインタビュー内容が載るかもしれないため一部だけ抜き出すと:

  • プレイステーション4, 5, 6の構想は当然ある。将来のプレイステーションはネットワークに溶けてゆく。
  • 取締役会へはみずから退任を申し出た。
  • PS3のコスト削減計画・今後二年分の設計モデルについてはすでに遺してある。
  • ソニーとは友好的な関係を続けるが、(久夛良木氏の)将来のプロジェクトはほぼソニーとは独立したものとなる。
  • 欧州でPS3が発売された今、公に次のプランを語ることができるようになった。
  • プレイステーションの次の挑戦は、ネットワーク上に新世界を築くこと。
PS4/5/6のビジョンはともかく、今後2年分のPS3開発計画という「クタラギ・プラン」の存在は心強いものです。現行PS3はいわゆる「最低動作条件」でしかなく、いずれさらに性能の向上した上位版が登場することを想定に入れている(「PS3は将来、スペックを変えていきたいという思想の元に企画 / 開発されています」SCE川西泉氏)という話からすると、現在よりもさらに快適に楽しめる高級版の登場も期待したくなります。(「1080P(※)・60fps(※)・オンライン対戦(※)に対応!(※要PS3 Ultra Edition 4.3.2 SP2以上)」とか)。

高速なネットワークと計算資源でマトリックスの世界が現実になる・実現するという構想(?)は以前からインタビューや講演でくり返し語られてきたことでありそれ自体に驚きはありませんが、ソニーを離れた久夛良木氏が挑む次の事業(のひとつ)であることは確かなようです。後世の史書にはプレイステーションの父である以上にオンライン仮想世界の父として記されることになるのかもしれません。

SCE久夛良木会長、プレイステーション4, 5, 6は構想済み
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