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Slim Down for Summer with That's Fit
Engadget

Desktop Factory コンシューマー向け卓上3Dプリンタ



3Dプリンタを一般消費者向けに普及させようと企むスタートアップ企業Desktop Factoryの「業界最安」卓上3Dプリンタ。3dデータから現実の物体を出力する3Dプリンタ / ラピッドプロトタイピングマシンは光で硬化する液状樹脂を使うもの・金属粉をレーザーで焼結させるものなどさまざまな方式があるもののほとんどがデザイン・教育・医療といった業務用で、個人ではなかなか手が出せない価格でした。

Desktop Factoryの卓上3Dプリンタは「1. 筒状のローラーの表面にナイロンが主成分の粉末を吹き付ける」 「2. プリンタヘッドのように左右移動するハロゲンランプとローラーの動きで作りたい形の断面図に粉末を過熱して溶かし固める」 「3. あまったプラスチック粉をブラシで落としたあと、ローラーから一層ずつ剥がして重ねる」 「4. 完成品の高さまで繰り返して圧着してできあがり」という仕組みを採用しており、原理的に安価な部品しか使わないため価格を引き下げることができたとのこと。そんな説明じゃ分からんというかたはこちらの解説図をどうぞ。

「市場最安」という価格はそれでも一台$4995、約60万円くらい。とはいえこれは最初の200台分(すでに売約済み)の価格で、今後4年間で1000ドル程度までは下げられるとしています。Desktop Factoryでは家庭用製品のちょっとした部品やおもちゃなどを企業がデータの形で販売、消費者が家庭の3Dプリンタで出力するようなビジネスを構想しているとのこと(たとえば携帯のバッテリーの蓋だけ壊れた!とか)。現在の課題は一層(高さ方向の解像度)が約0.25mmと業務用製品に比べて低いこと、素材がナイロンとアルミを主成分としており質感がざらざらなこと。

というわけで、盗撮してきた三次元データキャプチャしたゲームキャラクターのポリゴンデータを家庭で出力して遊びたい方、自作・改造魂のある方にはなかなか期待できる技術といえそうです。「爆弾の作り方をネットに書いても合法なのにDVDを解読するプログラムを公開すれば逮捕される」とはよく聞く言い方ですが、デジタルデータだけで武器や兵器までプリントできるような時代がくればDRM解除はさらに重罪扱いになるかもしれません。

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