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英国国教会、ソニーの殺戮ゲームに激怒。法的措置も辞さず

Ittousai , @Ittousai_ej
2007年6月11日, 午前02:00
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BBCそのほかの報道によると、英国国教会はソニーの販売するプレイステーション3ゲーム「レジスタンス-Fall of Man」にマンチェスター大聖堂が無許可で使用され、銃撃戦や殺戮場面の舞台とされたことに対し強い不快感を表明、謝罪と販売停止を求めるとのこと。

英国国教会 マンチェスター大司教によれば、神聖な教会施設を暴力的なゲームの舞台として使用するのは極めて不適切かつ屈辱的であり、またマンチェスターが現在銃犯罪の問題をかかえており解決に努力していることからも、教会内部で銃撃戦をおこなうようなゲームを若年層に向けて販売するのは信じがたく無責任であり、ソニーの対応によっては法的措置も辞さないとのこと。マンチェスター大聖堂は銃犯罪の犠牲者のための追悼式もおこなわれている場所。

問題のゲーム「レジスタンス~」はなかば史実に基づいたいわゆる歴史改変SFもので、1951年の英国を舞台に実在の都市や建造物で銃撃戦が展開されるゲーム。ソニー側の主張は必要と思われる許可はすべて取得した、ゲームはファンタジーSFであって敵は人間ではない、etc。(正確にいえば異星人?に改造された人間と連合国兵士の銃撃戦。大聖堂ステージでは人間側の生き残り部隊が次々と殺戮されて主人公一人になる描写、教会内部を損壊しつつ上画像のような敵と撃ち合う場面あり。ここで手に入る放射線兵器オーガーは後々重要なので操作になれておきましょう)。


というわけで、最近不謹慎広告で当局の怒りを買う事件が続くソニーにとってはまたしても困ったことになりました。そもそも銃撃戦に教会はつきもの、かつゲーム設定的にはいちおう連合国兵士が人類を守るために戦ってるんだから大目にみてくれたっていいじゃないかと心情的には思えるものの、現実に銃犯罪の犠牲者を含む多くの人々の心の拠り所となっている大聖堂の内部をフォトリアリスティックに再現して血まみれ&死体だらけにされた教会側の怒りは至って当然。「必要と思われる許可はすべてとった」、すなわち教会から今回のような抗議がでない明示的な許可は取っていなかったソニーの脇の甘さは当然指摘されるところでしょう。

もしかりに話がこじれ法的に解決できないことにでもなれば、英国国教会すなわち聖公会側は全世界で信徒数およそ7700万人、キリスト教徒全体を数えれば優に20億人。対するソニー側は、仮にプレイステーション3のユーザが全員はせ参じたとしても年度内出荷数からしてわずかにスリーハンドレッド万人、300万人程度。PS3ユーザは揃って一騎当千の古強者であると信仰されてはいるものの、さすがに分が悪すぎます。残虐表現や残虐行為をめぐってはなにかと騒がしいソニー周辺ですが、今回の件も天と地のはざまにはソニーの哲学では思いもよらないことがあることを学ぶ機会と受けとめ、誠意を持って解決に臨むほかないのではないでしょうか。

[via Joystiq]

Read - BBC
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