シャープ、スキャナにもなるマルチタッチ液晶技術を開発

シャープから、タッチパネルやスキャナとしての機能を備えたシステム液晶の開発が発表されました。現行のタッチパネルには抵抗膜式や静電容量式などさまざまな方式が使われていますが、今回発表されたのは液晶パネルの画素そのものに光センサを内蔵させる方法。液晶の上にフィルムを重ねる方式と比較した利点は薄型化が可能、画面を遮るものがなく鮮明、複数点の同時認識ができること。
発表された試作品は対角8.9cmの3.5型、320x480ピクセルとちょうどiPhoneのディスプレイとおなじサイズ・解像度。いわゆるマルチタッチ入力ができるだけでなく、画面の上に置いた名刺の読みとりといったことまで可能。将来的には指紋認証まで実現する見込み。シャープはスマートフォンやデジタルカメラ、UMPCといった機器への採用に向けて今月にもサンプル出荷を開始、来春からの量産を予定しているとのこと。
ディスプレイそのものに光センサーを仕込んでこちらを見返してくる発明といえばアップルの百眼ディスプレイ特許を思い出しますが、机サイズのハードウェアとして登場したマイクロソフトのSurfaceもハンドヘルド版が登場するかもしれません。信頼できないタッチパネル機器を触るときリアルタイム指紋ロガーを心配するかと思うとちょっと不安ですが。





















