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40GB版プレイステーション3登場、ついにPS2互換性を捨てる



FCCで存在が発覚、米国の小売レベルでも確認されていた廉価版プレイステーション3が正式発表されました。10月10日から欧州で投入されるのは、HDD容量40GBになり構成が簡略化、399ユーロに値下げされた新モデル。プレスリリースによれば「既存ユーザーの利用状況や欧州での市場動向を踏まえ、新モデルからメモリーカードスロットなど」一部機能を取り外したもので、従来4つあったUSBポートも2つに変更されています。

しかし最大の変化は、ついにプレイステーション2互換機能を完全に切り捨てたこと。プレイステーション3の後方互換性といえば:

  • 発売前に挙げられた筆頭機能「プレイステーション2との完全な互換性」(久夛良木グループCEO (当時))
  • 発売後、非対応ソフトが200本以上・互換ソフトでも大幅な画質劣化が明らかになって 「当初から互換率は100%ではないと考えていた」「音が聞こえない程度であれば、我慢すれば遊べるので問題ないと思う人もいるだろう」 「われわれは寝ずの作業を続けてきた」(広報)
  • 欧州から発売されたローコスト版で一部チップを省略、PS2互換性はv1.60時点で「軽い問題あり」を含めて約55%に低下「われわれのエンジニアたちは就業時間外まで働き続け、欧州でのPS3発売にあわせて大きな数のPS2ゲームを提供することができた」(SCEEプレジデント リーヴス氏)
と、あいだあいだに地道な改善と互換性向上アップデートを挟みつつ、三歩進んで振り出しより前に戻るを繰り返してきましたが、今回の新モデルからはきれいさっぱり「ゼロ」になりました。伝統と引き替えに手に入れたのは「新規ユーザ層」にもお求めやすい戦略価格。(米国で$399ということは、国内に投入されるころにはいよいよ3万9800円?)。

プレイステーション2対応ソフトはSCEも繰り返すとおり7~8年目の収穫期であり、一方PS3はアップデートでPS / PS2ゲームの高品位なアップスケールという非常に強力な武器を手に入れ「(振動さえあれば) 最強のPS2」となったことも大きな魅力でしたが、PS2の買い換えはPS2で、PS3はPS3独自の魅力で戦えるという判断になったようです。命綱を切り捨て身軽になったPS3の跳躍に期待です。

(>#1 タイトルを「後方互換性」から「PS2互換性」に変更。本文のとおり、今回のプレスリリースでは初代PSについて言及なし。)



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