現在ベータテスト中のWindows Vista SP1およびWindows XP SP3についてベンチマークテストを実施したソフトウェア企業Devil Mountain Softwareが、「XP SP3はVista SP1より圧倒的に高速」「XP SP3はXP SP2と比較して~10%高速化」という結果を公表して話題となっています。

米Devil Mountain Softwareはパフォーマンス分析ソリューションを提供している企業。同社が実施したMicrosoft Officeベンチマークにおいて、Vista (SP1)は無印Vistaと比較してほとんど差がなく(いずれも完了まで80秒超)、Windows XP SP2で同一のテストを実施した場合(約40秒)の2倍近い時間がかかったとのこと。

またXP SP3とSP2の比較では、意外なことにXP SP3が約10%程度高速という結果となっています。

Vista SP1はバグフィックスや安定性の向上、および一部状況でのパフォーマンス改善を主としているためOfficeベンチで現行Vistaとそれほど差がないことは不思議ではありませんが、XP SP2 / SP3と比較して半分の速度という結果はなんとも都合の悪い話です。


ただし同一環境(Dell XPS M1710, Core 2 Duo, 1GB DDR-2 667MHz RAM, nVidia GeForce Go 7900GS)でおこなわれたとはいえあくまでベンチマークテストであるため「VistaをRAM 1GBで動かしていることがそもそもおかしい」「Office 2007はVistaに不利だが2003ではどうか」といった反響も多く、同社では再テストを実施した結果も載せています。そちらによれば、
  • Vista SP1 (1GB)とVista SP1 (2GB)では、2GB RAM環境のほうがわずかに上回り、約4%の高速化
  • Vista (Office 2007)とVista (Office 2003)では、前者が約80秒に対して後者が60秒台半ばとOffice 2003が高速という結果に。XP (Office 2003)では30秒台前半。
つまり、「Vistaの1GBと2GBでは、Officeベンチでは大きな差はない」 「Vista vs XPでは、Office 2003を使えば約2倍の差が約1.8倍まで縮まる」という追試結果になっています。VistaについてはあくまでOfficeベンチの結果であって総合的なパフォーマンスではもっと頑張っているに違いないと信じておくとして、Vista最大の敵であるXPがSP3でさらに約10%高速化というのは嬉しいのか可哀想なのか分からなくなってくる話です。

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「Windows XP SP3 対 Vista SP1」、追試結果
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