ワイヤレス送電技術Powercast製品化、クリスマスツリーから

米国のスタートアップ企業Powercastが携帯電話など小型機器向けの無線送電技術を開発、すでに当局の認可を得て100社を超えるパートナー企業と製品化に向けた話し合いを続けているというニュースは半年ほど前にお伝えしましたが、ついにPowercast採用製品の販売が始まりました。
Powercastの特徴はコンセントにつなぐトランスミッタとコイン大のレシーバからなり、両者の距離が最大90cm程度までなら送電可能というものでしたが、Frontgate社から発表されたのはなぜか「クリスマスツリー」。プラスチック製の木の幹部分にトランスミッタがあり、キャンディーケイン型のレシーバにマルチカラーLEDライトがついている製品です。無線で送電されるのは木とイルミネーションのあいだであるため、ツリー本体からは当然電源ケーブルが伸びています。
ユーザーで電池交換ができないiPodはともかく携帯電話のワイヤレス充電バッテリー、あるいは適当に載せておくだけでよい充電ステーションといったものを期待していたところにクリスマスツリーとはなかなかに衝撃的です。が、煩雑な配線なしで自由な場所に不特定多数のLEDライトを配置できると考えれば、ツリーだけでなく多数の応用がある画期的製品ではあります。
メーカーFrontgateによれば、ワイヤレスライトの部分はLED照明を強烈に推進するPhilipsとPowercastの共同開発。価格は$400程度と法外に高いこともなく、無線送電テクノロジー製品を手元に置きたいというだけの理由でも購入するかたは多そうです。































