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AMD、内蔵+外付けGPUのハイブリッドCrossFireをデモ


PC Perspectiveにて、AMD / ATIの新マルチGPU技術Hybrid CrossFireのリポートが掲載されています。AMDのCrossFire は複数のグラフィックカードを協調動作させて高いパフォーマンスを得るものでしたが、ハイブリッドCrossFireはチップセット内蔵の統合型GPU(IGP)と外付けのグラフィックカードを組みあわせる技術。(NVIDIA版はそのまま"Hybrid SLI")。

AMDがデモした環境はマザーボード側がRS780チップセット(R600ベースのDX10対応GPUをノースブリッジに統合、AMD690Gチップセットより「約4倍速い」)、外付け側が未発表のHD Radeon 3450 (RV620ベース、256MBメモリ。)。CPUには2.2GHz Phenon、OSはVistaの32bit版という構成。

この状態でCall of Duty 4やUnreal Tournament 3といったゲームをプレイしたところ、チップセット内蔵GPUのみでは30 - 35 fps程度がハイブリッドCrossFire有効で55fps程度に伸びるという結果になっています。(劇的に向上していないのは、外付け側がもともとマザーボード側と同クラスで市価$50程度のGPUだから)。

ただし制限もあり、AMDによればハイブリッド状態でのパフォーマンスは「遅い方の約2倍」に合わせられるとのこと。片方だけが速くても協調はできないらしく、IGPの1.8倍よりも速いカードを買った場合はパフォーマンス的にハイブリッドCrossFireにする意味がないことになります。

メインのPCをCrossFireやSLI構成にしているハイエンドPCゲーマーが更なる高みを目指す技術というよりは、IGPだけのマシンに同クラスの安価なGPUを加えるだけで約2倍までいけるというセカンドマシン向け・無駄なく使える技術といえそうです。また最後に触れられている将来のCrossFire技術では、ディスクリートGPUの出力をパススルーしてマザーボード側(IGP側)のDVIポートから出力する機能についても触れられています。つまり性能が必要ないときはディスクリートGPU側を完全にオフにすることが可能。こちらも注目です。


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