リンク先NSJによると、日興シティグループ証券はプレイステーション3 次期モデルの登場が従来の想定より早まる可能性があるとして、ソニーのレーティングを現状維持・目標株価を100円引きあげたとのこと。

先代・先々代の地位を継ぐ圧倒的な市場占有率を前提に売価が製造費用を下回るいわゆる「逆ザヤ」の状態で販売されているソニー プレイステーション3ですが、一部チップを省略してPS2互換性を下げるまたは廃止する、Cellプロセッサをより微細な製造プロセスにシュリンクする、I/Oポートやインターフェース類を減らすといった努力で着々とコストを改善しているのは周知のとおり。

日興CGではさらにコスト改善が進んだ新PS3の登場を今年11月と想定してきましたが、最新のリポートでは8月頃に前倒しの可能性があるとしています。




一月末のソニー3Q業績報告によれば、売価超過率は大きく改善しているものの、プラスマイナスゼロすなわち本体だけを売って損も得もしない状態に持ってゆけるのは「(現在の価格を維持していることを前提として) 来期後半のどこか」。日興CGの従来予想もこのCFO発言に沿ったものでしたが、これがさらに早まるという判断に至ったようです。

さて、この次期バージョン登場による一般消費者の影響ですが、あくまで製造コストの削減であって直ちに値下げにつながるとはかぎりません。たとえば先代プ レイステーション2は最初の値下げまで500日以上、Xbox 360は600日以上と粘った一方、プレイステーション3はすでに発売前値下げ ・ 小刻みな新モデル投入と連動した値下げが 実施されています。

コスト削減の具体的な内容について、従来から公式に語られているのはCellに続いてRSXのシュリンク、ほか半導体 やBDドライブのピックアップなどいずれも内部的なもの。ほぼ確実なのはシュリンクによる低消費電力化・(チップレベルでの)低発熱化ですが、現在までに登場している60GB / 20GB / 80GB / 40GB HDDモデルにストレージ容量だけではない機能の差があったことを考えれば、8月頃に登場するかもしれない新PS3もまたあらたな容量や機能の 組合せであることは充分考えられます。現行40GB版をエントリーに置いた上位コンフィグの出現に期待したいところです。
プレイステーション3の次期モデル、夏に登場の可能性
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