iPhone / iPod touch向けApp Storeのダウンロード件数がサービス開始から1か月で6000万件、売り上げは3000万ドルに達することが明らかになりました。アップルのジョブズCEOがWSJのインタビューに答えたもので、ダウンロード件数の多くは無料ソフトであるものの、開店以来平均して一日に100万ドルの売り上げがあると語っています。

さらに、年間売上は仮にこのまま推移しても3億6000万ドル、すぐにも5億ドルに達するであろうとしたうえで、将来的には10億ドル(1000億円超)市場に成長する可能性も示唆しています。いわく「わたしのキャリアのなかで、ソフトウェアでこんなことが起きるのは見たことがない」。

App Storeのヒット作として挙げられているのはセガのスーパーモンキーボール(1200円 / US$9.99)、本数は販売開始から20日で30万本。米セガのプレジデントSimon Jeffery氏のコメントは「これは本物のビジネスだ」「iPhoneが有効なゲームプラットフォームだという証拠になるだろう」。医薬品リファレン ス Epocrates rxは12万5000ダウンロード (メーカーによれば「うち2万5000人は医師」)。App Storeで販売されているアプリは売り上げの3割をアップル、7割を開発者が取る仕組みのため、最初の1か月でサードパーティー開発者に入ったのは約 2100万ドル。うちトップ10の開発者が約900万ドルを得たとされています(ジョブズ)。

このほか面白いところを抜き出せば、すでに購入またはダウンロードしたアプリでもアップルの判断でiPhoneから削除できる「ブラックリスト」アプリ検出機能の 存在を認める (悪意のあるソフトウェアなどを阻止するためと説明して、「ずっとレバーを引く必要がないことを祈るが、仕組みを用意しなければ無責任だろう」(ジョブズ))。また宝石の絵を表 示するだけなのに上限の999.99ドルに設定されていた冗談あるいは詐欺アプリ「I Am Rich」がストアから削除された件については「アップルの裁量で判断」(広報)など。iPhoneを定額モデムにしてしまうアプリNetShareについては聞かれなかったのか言及なし。音楽や映像のiTunes Storeとおなじくコンテンツ販売からの利益は目的としていないといわれるApp Storeですが、開発者を引き寄せる効果は確実に果たしているようです。
App StoreのiPhoneアプリは1か月で6000万ダウンロード・売上3000万ドル
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