数年前からデモ動画が公開されては地味に話題を呼んでいた3Dデスクトップ BumpTopの一般向けダウンロードが始まりました。BumpTopはデスクトップを壁のある3D空間にしたうえで、ファイルやフォルダのアイコンに物理シミュレーションで重さや慣性、衝突判定まで持たせたデスクトップ置換環境。

書類を積み上げたり脇に寄せるといったリアルデスクトップのあまり良くない面を再現できるほか、ファイル種別ごとにまとめてグリッド表示やカードを広げるようにファン表示したり、よく使う文書を大きく・重くする、作業のコンテキストごとにパイルを作って整理するといったことが可能になります。目的のファイルを探し出したいときはただキーボードで検索語を入力すれば、インクリメンタルに該当ファイルが絞り込み&ハイライトされてゆく仕組み。



現在はWindows PC向けに無償でダウンロード提供されています。とりあえず動いているところが見たい場合は下のデモ動画を参照。タッチスクリーン がなくてもマウスで一応使えます。実際に使用してみるとデフォルトのWindowsデスクトップよりは単純に機能が増えている分便利な部分もあるものの、 Windowsシェルと深く統合されているわけではないこと、伝統的なリスト表示ファイラと併用するにもビューの種類や操作が限られるといった点であまり 生産性向上は感じられず。

ただこれはBumpTopそのものの欠点というより、デスクトップにアイコンを並べて整頓したり動かす作業そのものの占める重要性がどの程度かという話かもしれません。日常を劇的に改善するかどうかはさておき、積み上げた文書を不安定な場所に置いて複雑な挙動で崩れるの を鑑賞するといったあそびかたはできます。反りのはいったポリゴン写真プリントがパラパラ撒かれてお互いに衝突するスライドショーアプリに感動した、髪の 毛一本一本がそよぐだけで面白いという感性の持ち主にはお薦めです。

ダウンロード



わざと積み上げて崩してみた図。従来のデスクトップでは不可能だった乱雑さを実現。
3DデスクトップBumpTop、ダウンロード提供開始

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