Sponsored Contents

breaking newsの最新記事

Image credit:

薄型「PS3」の本体&パッケージ画像、工場から流出?

Ittousai , @Ittousai_ej
2009年5月15日, 午前02:48 in Breaking News
0 シェア
0
0
0
0

連載

注目記事

iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上

iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上

View

人気記事



はてさて。貼り出しましたるは中国のとあるフォーラムに投稿されていた「薄型の新PS3 リーク写真」と称するもの。PS3の小型化については技術的・営業的な必然からいずれは実現する、その「いずれ」は今年のE3かも?という出所不明のうわさあり、しかしソニーの公式回答は「予定なし」といったところでしたが、工場リークという体裁の画像では「新型」のシャーシからパッケージデザインまで実にはっきりと写されています。

なんとももっともらしい画像ながら、多少なりとも家庭用ゲームを知る人ならばまっさきに気付くのは、プレイステーション3の顔であるロゴが従来の「PLAYSTATION 3」ではなく「PS3」になっていること。ご丁寧なことに筐体上にまで「PS3」が彫り込まれており、しかも「PS3」の下は「PlayStation 3」という明確に違う綴りが使われています。

さて、従来品からの単なる間違い探しであればここでハイ終了といえるものの、やはり考えざるを得ないのは、もしただの愉快犯による捏造であれば、ここまで手間をかけてシャーシやパッケージまで作っておきながらなぜロゴだけ「わざわざ」間違えるのか、という点。しかし同時に、アップル製品やゲーム機の発表前にどこからともなく現れるフェイクの数々は笑いをとるための冗談レベルからプロが膨大な労力をかけた力作まで存在しており、ニセモノだったらここまで手間をかけたうえで初歩的なミスをするはずがない、という推測を誘うのもよくある手です。

という前提を踏まえて想像させられるのは (あるいは「贋作者が読み取らせたい物語」は)、発売以来初めての小型化にあわせて、 プレイステーション3の第2ローンチを演出するためにあえてブランディングを一新するのでは?説です。この仮定に立ったとき思い出されるのは、「仕事用の高性能なコンピュータ」がWork + stationであることから、エンターテインメントのためのコンピュータとして「PlayStation」という言葉が作られたこと。そしてPS3の登場に至って、もはやPSは合成語ではなく、定着したひとつの単語であるという意気込みでPLAYSTATIONの表記が選ばれたこと。(長くなったので下に続きます)。

Gallery: Slim "PS3" leaked? | 6 Photos


この大文字のPLAYSTATION 3表記、そしてフォント (スパイダーマンフォント)は、当時グループCEOであった「プレイステーションの父」久夛良木健 氏の意向によるものとされています。しかしPS3は久夛良木氏が当初語っていた構想とはかなり違ったかたちで世に出ることになり、ゲーム部門のオペレー ションはKazこと平井 一夫氏(現SCE社長兼グループCEO)に引き継がれたのはご存じのとおり。注目はこの過程において、PS3本体以外にも一部で使われはじめていた PLAYSTATION表記がまた元のPlayStationに戻っていること。たとえば「PLAYSTATION Netowrk」から「PlayStation Network」へ。(これは「PSPが加わったため」という説明がされている)。

さらに創業以来の苦境に立ち向かうため今年2月に発表されたグループ全体の大規模な機構改革において、平井氏はゲームだけでなくVAIOやウォークマンといったデバイスまで、さら にソニー製品を横断するサービスについても統括する「ネットワークプロダクツ&サービス」担当の執行役副社長に就任しており、ゲームビジネスについても従 来のゲームの定義には含まれないサービスやアプリケーションを含めた戦略へと大きなシフトがおこなわれています。

というわけで、現在のこの状況であれば、これまで製品の顔として普及させてきた最重要ブランディング要素を大胆に手放して、言い方を変えればもっと普及している旧表記・PS全体の表記と統一して、「PSPとPS3」へ移行するのである!という主張もまあ、かなり難度の高いgambitとしては想像できないことはありません。人も会社も追い詰められるとなにをしでかすか分からない、というほどPS3ビジネスは苦戦していませんが ――たとえば直近の業績発表では部門全体で585億円の赤字。これでも07年度のマイナス1245億円からは大幅に改善。来期の見通しはやっぱり赤字ではあるものの、ソフトウェアの充実やハードウェアのコスト削減によりPS3ビジネスとしては損益がさらに改善する見込み―― 、しかしそれでも、かつて2世代に渡って帝王であったプレイステーションならばなお大胆に頂上を目指す秘策が飛び出さないとも限りません。

以上、やや長めに頑張ってみました。真偽のほどは公式な発表あるいは種明かしを待つしかありませんが、どうしても賭けろというなら「正真正銘のPS3。ただしPOP Stationの工場で製造することにより大幅なコスト削減に成功」あたりでしょうか。デザインそのものについては曲面を除いて薄型PS2にかなり似ているため、もっと奇抜な新デザインにも期待したいところです。ジャックなら基調講演の終わりに「oh, one more thing!」といいつつジーンズのポケットから取り出すサプライズ演出を用意してくれるかもしれません。


関連キーワード: breaking news, BreakingNews, china, e3 2009, E32009, rumor, sce, sony
0 シェア
0
0
0
0

Sponsored Contents