WWDC 2009 キーノート ではMac OS X 10.6 Snow Leopardの詳細が明らかにされました。リリースは今年9月。価格は現在のLeopardユーザーであればアップグレード29ドル。すでに発表イベントや流出版で多くの情報が流れているSnow Leopardですが、今回のWWDCで触れられたのは、システム全体におよぶ技術が:
  • 従来からの64bit対応に加えて、主要システムアプリの64bit化
  • マルチコアシステムの性能を引き出すGrand Central Dispatch
  • GPUの演算能力を映像表示以外のタスクにも使うための標準規格 OpenCL
OS X システム全体・システムアプリでは:
  • OS全体としてはインストールが45%高速化。ディスク領域は6GB小さく。シャットダウンは最大75%速く、スリープからの復帰は最大2倍、無線ネット ワークへの接続は最大55%高速化。マルチタッチトラックパッドで中国語手書き認識(iPhoneの入力メニューほぼそのまま。予測付き)。Time Machineバックアップも最大2倍に速く。新フォント追加などなど。
  • 新規に書き直されたFinder。動作が高速化。ゴミ箱から元の場所にリストアするコンテキストメニュー。複数ページのドキュメントやQuickTimeファイルの中身が読めるアイコンプレビュー。アイコンサイズは512 x 512まで拡大。Spotlightの強化(検索結果並び替え、検索対象指定)
  • Dock。ドック上のアプリアイコンをホールドすることでそのアプリのウィンドウをExpose。これまでなぜかできなかったスタックのフォルダ移動。グリッド表示でのスクロールなど。
  • Safari 4。64bitサポートによりJS実行速度が最大50%高速。プラグインが原因でクラッシュしてもブラウザは落ちない。過去に開いたページのSpotlight検索。ブックマークや履歴のCover Flow表示。GPUアクセラレーション。HTTP Streamingサポート。
  • QuickTime X。コントロールやタイトルが隠れる新プレーヤーUI。シークバー上にシーンのサムネイルが並ぶビジュアルチャプター。メディアファイルのカラープロファイルを認識して調節するColorSync。デスクトップスクリーンの動画キャプチャ。H.264動画デコードのGPUアクセラレーション。
  • プレビュー。マルチスレッドで検索パフォーマンス向上。PDFファイルの文章構造を認識してコピー範囲選択。画像スケーリングの高品質化。複数pdfファイルを1Window内で開く、全検索。
  • Exchangeサポート。Mail と iCal、アドレスブックのMS Exchangeサポート。Spotlightやクイックルックもそのまま使える。
などなど。開発者向けプレビューは本日より配布開始。

MacOS X Snow Leopard

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