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空気で走る車 AIRPod、年内にも商用化

Haruka Ueda
2009年7月1日, 午後09:08 in Airpod
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本当に実現するのやら、その前に会社がどうなるのやらよく分からない未来の車プロジェクトは多数あります。そんな中でフランスのMDI社は空気で走る車を開発中、年内にも発売の予定です。車の名前はAIRPod。空気で走るといってもさすがに帆を出すわけではなく、圧縮空気を利用してエンジンを動かします。プロトタイプの最高時速は50kmですが、将来的な目標は80km。MDI社によると、連続走行可能な距離は乗車が一人の場合で145kmから200kmくらい。空気缶の詰め替えに必要な時間は2分なので、走行距離を考えなければ給油とほぼ同じ、充電よりはずいぶんマシです。カーボンファイバー製空気タンクの容量は現行で80リッター / 2900 psi (20MPa)、将来的には200リッター (30MPa)。

当然考えるべき問題はどこで空気缶を手に入れるのかということですが、MDIいわく必要なインフラは空気の補給所「だけ」。同社の主張では、水素補給ステーションネットワークの数分の一のコストで給気所インフラを構築できるとされています。そのインフラがない以上は机上の空論にすぎないものの、同社の試算では1ユーロで200km走れるということになっています。コスト・パフォーマンスだけではなく、ゼロ・エミッションなエコ仕様もウリ。5.4馬力エンジンの諸元はリンク先を参照のこと。

デザインに目を向けると、現行プロトタイプの大きさは207 x 160 x 174 cm。サイドにはドアがなく、運転手は前面のドアを、同乗者は後面のドアを開くかたち。Read先のInside Lineいわく「ルーク・スカイウォーカー風に」乗り込みます。当初、操作は運転席右側にあるジョイスティックだけで行う予定でしたが、その後の検討により旧人類用アクセルペダルとブレーキペダルも追加。窓は開かず、エアコンもなし。エアバッグ付きですが、シートベルトなし。あくまでプロトタイプの話だと信じておきます。肝心の乗り心地については、サイズのわりには速度が出るので遊園地のアトラクション風とのこと。

AIRPodは年内に米国やフランスで登場の予定。欧州では6000ユーロくらいで発売されるそうですが、あれやこれやの政府援助により実質はその半分くらいになる見込み。また、同社の技術は低価格自動車「ナノ」で有名なインドのタタ自動車にライセンスされているため、インド国内で同様の車が発売される計画もあります。さらにエール フランスとKLMオランダ航空には空港用のミニシャトルとして提供、パリのシャルル・ド・ゴール空港とアムステルダムのスキポール空港で半年間のトライアルが行われるとのこと。トライアルの内容は分かりませんが、欧州旅行の計画がある方はもしかすると旅行で最初の(もしくは最後の)アトラクションとして乗車することがあるかもしれません。
関連キーワード: airpod, mdi, tata motors, TataMotors, transportation
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