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DARPA出資の学習型エージェント、iPhoneアプリに登場

Haruka Ueda
2009年7月31日, 午後03:20 in Agent
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「何について調べますか?」「おまえを消す方法」といった軽妙なやりとりでお馴染みマイクロソフト Officeアシスタントは、多くのエージェント愛好家の反対もむなしく Office 2007 で根こそぎ絶滅してしまいました。しかし、世の中のエージェント研究者まで絶滅したわけではありません。それどころか米国では60以上の大学や研究組織が関わる超大型エージェント研究プロジェクトが存在します。プロジェクト名称はCognitive Assistant that Learns and Organizesを略してCALO。学習系統化認知的助手(学系認手)とでも訳しておきます。

CALOは2003年に開始し、今週金曜日に終了。成果としてメールの分類やスケジュールの調整、関連資料の要約などを行うバーチャル・エージェントを作り上げました。プロジェクトを率いたSRI InternationalのRaymond Perrault氏いわく、開発における最重要課題は「自然のままに学習を行うこと」。人工知能の教育にはたくさんの学習用データと時間が必要になりがちですが、彼らは例えばメールが上司からのものであると学習できたなら、上司のメールに書かれている打ち合わせについても優先度も上げるというような「振り替え学習」(transfer learning)により、手間の軽減を図っています。

年内にはこのエージェントを応用したSiriというiPhone用アプリが登場の予定。「近くで洒落たタイ料理の店を探してくれ」などと頼むだけで、オンラインレビューからそれらしいレストランを見つけてタクシーと一緒に予約をとってくれるそうです。アイデアとしては昔からあるものののなかなか実現せずにいた分野ですが、もしかすると今度こそ本当にエージェントの時代が来るのかもしれません。そういえば21世紀までにはKnowledge Navigatorなるエージェント搭載製品を作るとか言っていた企業もあった気がします。

ちなみにCALOプロジェクトを助成しているのはお馴染みDARPA。どう応用していくつもりなのは深く考えないことにします。助成額はほんの1億5000万ドルくらいとのことですので、国内のエージェント研究者の皆様は相手が悪かったと思いましょう。

[Via Slashdot]
関連キーワード: agent, calo, darpa, iphone, siri
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