視覚障害者のための舌で「見る」装置 BrainPort
視覚に障害があったとしても世の中を「見る」方法がなくなってしまうわけではありません。米Wicab社が開発中のBrainPortは、眼のかわりに舌を使うことで世界を見ることができるデバイス。カメラから得た映像データを舌で感知できる電気パルスに変換します。映像データは白黒に変換され、舌に乗せるキャンディーなるデバイスに転送、キャンディーは9平方センチの電極アレーになっており、映像の白い部分だけで電気パルスを発生させます。つまり白黒映像がそのまま刺激になって舌の上に現れるかたち。電気パルスというと物騒ですが、炭酸飲料やシャンパンがはじけるような感じだそうです。
はたしてそんなもので本当に「見える」のかということですが、実際に使ってみれば15分以内には情報が理解できるようになるそう。同社Aimee Arnoldussen氏いわく「自転車の練習と変わらない学習です。最初は奇妙に感じますが、時間がたてば馴染めるようになります」とのことです。実験ではこのデバイスを利用することで出入口やエレベータのボタンを見つけたり、手紙を読んだり、テーブルにあるコップやフォークを拾いあげたりといったことが可能になっています。Arnoldussen氏によれば「ある男性は、はじめて手紙が読めたとき泣きはじめた」。
BrainPortは現在、米国食品医薬品局へ承認申請中です。2009年の終わりには認可され、一台1万ドルくらいで販売される見込み。実際に使っているところを見てみたいという方、続きに掲載した動画は必見です。
[Thanks, Toy]
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Reader Comments (Page 1 of 1)
tallgrave @ Aug 19th 2009 10:05AM
素晴しく面白そう.
興味を持ちます.
試してみたい.
ICHIRO @ Aug 19th 2009 3:18PM
I was surprised for me to see this report. It is because the same device is drawn by comics in Japan. The title of the comics is "Yokohama Kaidashi Kikou" .The author's name is Hitoshi Ashinano. When a woman type robot looks at the image of a digital camera, she adds a cable to a mouth and looks at a picture.
shika_senbei @ Aug 20th 2009 9:14AM
同じようなので、おでこ(額)で見るための「オーデコ」って装置が日本にありますよ。
http://www.victoria.ne.jp/page0114.html
いかづちSqueak @ Aug 20th 2009 2:36PM
>9センチ四方
9平方センチの誤訳ですね。
Haruka Ueda @ Aug 20th 2009 11:49PM
修正しました。大きすぎて口に入りませんね。
ご指摘ありがとうございます。