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世界初の浸透膜発電所、ノルウェーで稼動開始

Haruka Ueda
2009年11月26日, 午後05:22 in Norway
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欧州で水力発電、風力発電、ガス発電などを手がけるStatkraft社が新しいタイプの発電施設を稼動させました。それは浸透膜発電。淡水と海水を浸透膜で隔てると塩分濃度が均一に近付くよう淡水が海水側に移動する......という化学の授業で学んだあの原理を利用し、淡水の移動でタービンを回して発電します。施設が設置されたのはノルウェーのオスロ・フィヨルド。発電量は4キロワットと微々たるものですが、2015年に小規模な風力発電所と同程度の25メガワットを発電するのが目標です。

当然ながら、課題は発電コスト。技術的には、圧力に負けず丈夫で塩分の詰まらない浸透膜を開発する必要があります。一方、水を利用するだけですので環境面でのメリットは言わずもがな。理論的には海に排水する時はいつでも発電できることになり、また風力発電や太陽光発電のように天候の影響を受けないという強みもあります。写真を見る限り、工場萌え・ダム萌えの方にもぴったり。Read先の公式サイトには解説動画がありますので、浸透圧を復習したくなった方はどうぞ。

[via BBC News]
関連キーワード: norway, osmotic power, OsmoticPower, Statkraft
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