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HP、webOSへの投資を拡大。スマートフォン以外にも採用

Ittousai , @Ittousai_ej
2010年4月29日, 午前06:42 in Hp
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HPのPalm買収について、カンファレンスコールで語られた内容をまとめます。買収金額はキャッシュで5.7ドル / Palm普通株、約12億ドル。当局とPalm株主の承認を待って7月末(HPのFY3Q末)までに完了の予定。

まず、webOS後のPalmやスマートフォン市場、モバイルOSについて文脈が分かっている方のために、一番気になる点を明確にするひと言は「HPはwebOSに倍賭けする」(HPの経営戦略担当 シニアVP Brian Humphries) 「それこそが目的」(Palm CEO Jon Rubinstein)。

HPは Palmの特許などIPを獲得するだけでなく、Rubinstein 率いる現Palmの開発チームのもと、R&Dへの投資をさらに拡大しwebOSの開発を続行します。Pre や Pixi といったPalmの現行製品ロードマップも維持し、さらにHPが持つスマートフォン以外の製品カテゴリ (タブレットなど) へ 将来のwebOSを「スケールさせる」ことが強調されています。

つまり「webOSの先進性は評価されたものの資金難と販売に苦戦した Palmがとうとう吸収されて消滅」と表現するよりも、OS含むソフトウェア・ハードウェア・サービスを統合して提供できるPalmの優位と、HPの資金および製造・販売能力の相乗効果でスマートフォンやタブレットなど拡大するモバイル市場を狙うことが目的です。続きは HPの資料と解説、および「なぜAndroidじゃないの?」をはじめとするQAセッションの抄訳。



前提はスマートフォンを含む "Connected Mobile Devices"市場が大きく、急速に拡大していること。そこでは Integrated Solution が優位であること。理由はカスタマーエクスペリエンスを差別化できる、ブランドならではの付加価値を付けられる、クラウドベースのモバイルサービスのプラットフォーム(を展開するうえで優位)。



「Palmはなぜ良い買い物なのか」。一流のモバイルOS / プラットフォーム。統合されたユーザーエクスペリエンス。特許などIP。エンジニアリング部門の人材。経験ある優れた経営チーム。相乗効果を生むHPの特性は資金力、モバイル戦略への本格的な取り組み。「スケール」。(製造・販売・営業での) 世界的なリーチ。両社に共通するのはモバイル分野の実績やイノベーションの文化、キャリアとの関係。

戦略的、かつ財務的にもおいしい機会。ネットにつながるモバイル機器で一流の技術。


QAセッションから。かなりざっくり要約しているので詳しくは英文のログを参照してください。

Q:他社のように、もっと勢いがあるAndroidを採用しない理由は?費用上の相乗効果は?
A:スマートフォンやスレート(タブレット)、ひいてはネットブックのあいだには大きな機会がある。投資によって、webOSを現状よりもさらに魅力的にできる。マイクロソフトとも戦略的パートナーであり続けるが、Palmにはそこにしかない機会があると考えている。

コストについては、(買収終了後の) 来年度からHPの規模効果で製品の費用モデルを改善させる。

Q:webOSをHP製品に、あるいはスマートフォンより大きな画面のデバイスに移植するタイムラインは。
A:まず買収手続きを完了させる必要がある。(タブレットといった) 将来の製品についての調査は実施したが、時期についてはまだ語る段階ではない。

Q:webOSが勝負する分野は?コンシューマー向けか。webOSはどこで使われるのか。
A:カテゴリによって異なる。Pre や Pixi はコンシューマー向けだが、さらに拡大させてゆく。スレート / タブレット市場もコンシューマー向けとして拡大しているが、たとえば医療業界向けなど、法人やバーティカル市場にも機会がある。

Q:Palmの幹部は優秀。買収後も留まるのか。
A:それなり以上の引き留めプログラムがある。(Palm現CEOの) Jon Rubinstein は webOSの開発に非常に意欲的だし、率いる開発チームも同様。

Q:キャリア市場でのHPの立場をどう活用するのか。Palmをどう改善するのか。
A:取り引き完了後の投資が非常に重要。キャリアとの関係についても大きく投資してゆく。HPは世界上位10キャリアのうち8キャリアにインフラを提供している。大キャリアへ注力する予定。

Q:Palmの人員はHPにどう組み込まれるのか。
A:HP内のビジネスユニットとして扱う。Jon Rubinsteinが率いる。

Q:iPaqはWindows Mobile のまま?webOSを採用するのか。
A:(製品については) 発表していない。買収の完了に近づけば詳細を明らかにする。

Q:アップルはハードウェアと同時にコンテンツプラットフォームでも成功している。HPも参入するのか。
A:仕事であれエンターテインメントであれ、ユーザーにとって重要なことを提供できるデバイスに注力する。われわれはコンテンツクリエーターではなく、アクセスプロバイダ。まだ具体的には説明しない。

Q:R&Dについて。Palmは年に1.9億ドルを研究に投じている。増えるのか減るのか。
A:拡大する。研究開発だけでなく、販売・マーケティングへの投資も増やす。来年度はモバイル分野へ大々的に投資する。

といったところ。なお、webOS 画面のタブレットやHPロゴつきPre は読者が送ってくれた加工画像です。ブランドとしてのPalmがどうなるのかは不明確。ものすごく卑近な話をするならば、Palmだけで頑張っているときより、日本で Pre が使えるようになる可能性は増えたんじゃないでしょうか。

関連キーワード: hp, hp slate, HpSlate, netbook, palm, pixi, pre, tablet, webos
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