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米規制当局、FlashクッキーによるトラッキングについてAdobe と協議

Ittousai, @Ittousai_ej
2010年12月6日, 午前11:12 in Adobe
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従来のHTTPクッキーではないオンライン追跡手段のひとつ " Flash クッキー " に米国の規制当局が目をつけました。Flash クッキーはFlash Player が PCに保存するサイトごとのデータ Local Shared Object を追跡に使う手法。性質としてはいわゆるクッキー (HTTP Cookie)に近いものの、Flashがプラグインであることからブラウザのプライバシー設定では確認も消去もできなかったり (※)、管理するには Adobe のサイトに飛んで難解な設定を辿る必要があるといった点が懸念されています。(※ Flashを標準で同梱するChromeは例外。設定リンクがある)。

今回のニュースは、米国の連邦取引委員会 (FTC) チェアマン Jon Leibowitz 氏が記者会見で、「Flashの問題」については Adobe とすでに話し合いをもっている、と語ったというもの。FTCは新たなプライバシー保護の枠組み作りに向けて公表した報告書のなかでも、行動ターゲティング広告などを例に挙げ、「消費者がブラウザ側のプライバシー設定を通じて意識的にオプトアウトしたつもりでも、技術的な制約からFlash Cookie などほかのトラッキングの仕組みが残っている場合がある」として言及していました。

この件を報じているpaidContent によれば、Adobe広報のコメントは「Local Shared Object は決してトラッキングを意図したものではなく、Adobe は公の場でくり返し、そうした使い方を強く非難してきた」「オンライントラッキングに関して、永続的な選択ができる明解で有意義な手段を策定するあらゆる業界イニシアチブをサポートする」。

FTC はトラッキングの問題に対して、多数のサイトがHTTP Cookie だけではないさまざまな手法を用いていることから、サイトごとのオプトアウトではなく、ブラウザ側で包括的・永続的にお断りの意志を示す「Do Not Track」の仕組みを提案しています。現在はユーザーにもっと細かな選択の余地を残すにはどうするか、Do Not Trackをどう実装してどう守らせるか、などについてパブリックコメントを募っている段階。ただしFTCは業界側の取り組みが遅い場合は法的規制も示唆しており、近い将来にはブラウザ共通の設定ボタンが現れる可能性もあります。

(たぶん本題より面白い蛇足:HTTPクッキーとそれ以外のトラッキング手法13種類を組み合わせた JavaScript API " evercookie "。Flashクッキー以外に使われているのは Silverlight や HTML5のローカルストレージ、HTTPのETag、楽天ad4U でおなじみCSSを使った履歴ハック、さらにはPNGキャッシュクッキー (セッションデータをRGB値にエンコードしたPNGファイルを生成し期間20年指定でキャッシュさせる。再アクセス時には304 Not Modified を返して表示させ、HTML5のCanvasタグでピクセルを読んで復号)など。ひとつでも生き延びれば全種類を復活させる。)

訂正:初出の第1段落、「ブラウザのプライバシー設定では無視されていたり」を「確認も消去もできなかったり」に訂正。最新版の10.1からは、ブラウザ側のプライベートブラウズモードを反映するようになっています。ただし、保持されたLSOを消してくれたり見て認識できるものではありません。)

[写真は dopefly dot com より、リアルFlashクッキー。]



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