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Mozilla と Google、MSに続きブラウザのプライバシ情報保護策を発表

Haruka Ueda
2011年1月25日, 午後06:00 in Chrome
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ユーザのウェブ閲覧履歴などによって表示する広告をカスタマイズする、ターゲティング広告 / パーソナライズド広告のことはご存知でしょう。興味のない広告が表示されるよりはいいという声や、そもそも広告が高度化していかなければウェブビジネスが成り立たなくなるというビジネスサイドの意見もある一方、はじめて訪れたはずのウェブサイトでほかのサイトでの情報が活用されるような例も多々あり、どのデータが誰に収集され、どう活用されているのかはっきりせず、不安を感じるという方もいるはずです。広告配信サービスによっては「データを収集しないでください」とオプトアウトを申請することもできますが、クッキーで設定する場合がほとんどなので、クッキーが消えるとまた再申請が必要になります。

こうした状況に対して昨年末、どうにかユーザ自身にプライバシー情報収集可否の決定権を与えんかい、と訴えたのが米連邦取引委員会(FTC)です。この仕組みは「Do Not Track」(跡をつけないで)と呼ばれ、さっそくブラウザベンダ各社がそれぞれの方法で実装を発表しています。

先行したのは、昨年中にTracking Protection List(TPL)を発表したマイクロソフト。これはたとえば「ほにゃらら.com」という広告配信サーバがあったとして、このアドレスをリストに登録しておくと、直接「ほにゃらら.com」を訪問しない限り、他のウェブサイトを見ているときに裏で「ほにゃらら.com」を訪れてプライバシ情報をやりとりしたりしない、というなかなか思いきった実装になっています。他の人が作ったリストを登録することも可能。有り体にいえばAdBlockみたいな感じ。まもなく公開予定のInternet Explorer 9 RCで早くも実装される予定です。

対してGoogleは、Keep My Opt-OutsというChromeの拡張機能を発表したばかり。こちらは広告配信サービスが提供するオプトアウトの仕組みを利用し続けるようにする、というものです。Googleいわく、オプトアウトの仕組みはすでに50以上の広告企業が提供しており、特に米国の業界トップ15企業はGoogle自身をふくめすべてオプトアウトを提供中とのこと。今後あたらしい企業があたらしいオプトアウトの仕組みを作るかもしれませんが、それは拡張機能で吸収しましょうというスタンスです。Keep My Opt-Outsはすでに公開中、ほかのブラウザについても提供予定というあたり、Googleらしいスピード & パワーといえます。

一方、Mozillaのテクノロジ & プライバシ・オフィサーであるAlex Fowler氏が発表したのは、Do Not Track HTTP headerというHTTPヘッダを利用した仕組み。Firefoxでプライバシ情報を収集してほしくないウェブサイトを登録すれば、以後そこを訪れるたび「跡をつけないで」ヘッダをウェブサイトに送るようになるというものです。ヘッダが尊重されるかどうかはそのウェブサイト、あるいは広告配信サービス次第。つまり性善説。クッキーなどを用いる従来のオプトアウトを活用しないのは、ヘッダを利用したほうが「クリアでユニバーサル」だからと説明されています。

以上、いずれも一長一短あるというか、三者三様に哲学が感じられる、特徴ある仕組みです。NYTimesによると、FTCの広報担当は「Googleが実装プロセスを進めているのは嬉しく思いますが、Mozillaとマイクロソフトは明確に先を歩んでいます」とコメント。一方、インタラクティブ広告の業界団体でシニアVPをつとめるMike Zaneis氏は、Mozillaの仕組みは企業側が進んで対応しなければならず、実際にユーザのプライバシを守れるのかは不透明だと答えています。このまま規格の統一が難しいのなら、いっそアップル(Safari)やOperaにも斬新な仕組みを提案してもらいたいものです。

New York Times
sourceMSDN, Google Public Policy Blog, First Person Cookie



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