6月6日からの開催が発表されたばかりのアップル WWDC 2011 ですが、今年はここ数年とは違った内容になりそうです。開発者イベントであるWWDC (Worldwide Developer Conference) では2008年以降、ソフトウェア製品と同時に新 iPhone が発表され翌月に発売のパターンが続いてきました。しかしアップルに近いソースによると、今年のWWDC 2011 は趣旨文のとおり iOS と Mac OS X についてのイベントになり、iPhone 5 (仮) をはじめとするハードウェア製品の発表はおこなわれないとのこと。またアップル周りに強いジャーナリストの John Paczkowski (All Thing D) や Jim Dalyrmple (The Loop) なども、それぞれのソースから内容はソフトウェアのみとの情報を得たと語っています。発表文での表現は、「今年のWWDCでは、 iOS と Mac OS の未来を公開します」「iOS か Mac OS X ソフトウェアの開発者であれば、見逃せないイベントです」(SVP フィル・シラー)。

では iPhone 5 はいつになるのか?といえば、こちらは推測の域をでないものの、ここ数年は新 iPod ラインナップの発表に充てられてきた秋イベントでの発表が考えられます。毎期絶好調が平常になったかのようなアップルの売上でも iPod 製品の割合は減少を続けており、その理由のひとつでもある iPhone を秋イベントの主役に持って来たとしても無理はありません。また従来の夏発売に対して、秋ならばホリデーシーズンの商戦を狙いやすいという要素もあります。

一方 iPhone 5 (仮) 以外のハードウェアについては、まだ誰もうわさにしていない未発表アップル製品についての「予測」をたびたび的中させてきた John Gruber ( Daring Fireall ) が今年2月の時点で、3月に iPad 2の発表があったあと、秋にもういちど iPad 新製品が投入される可能性について触れていました (それが iPad 3 なのか、あるいは春モデル世代の最上位機としての iPad 2.5なのか、あるいはうわさの iPad 2 HDなのかについては予測として保留 )。

いずれにせよ、今年の iPhone が少なくとも WWDC 以降発表~秋以降に出荷だとすれば、年に一度の夏イベントとして新 iPhone に並んできた忠勇なユーザーには3年来のパターンを崩されることになるかもしれません。また逆に考えれば、いまだに「春発売予定」の白 iPhone 4 の現役時代は予想より長いということにもなります。

(関連:All Things D, The Loop, Daring Fireball)

今年のWWDCは iPhone 5なし、秋イベント発表に変更?
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