米国の電子書籍市場は前年比3倍の伸び、月間9000万ドル規模に

米国で電子書籍が盛り上がっています。米国出版協会の発表によれば、今年2月の電子書籍の売上が9030万ドルに達したとのこと。これは昨年2月比で202.3%の伸びとなり、かなりの急拡大と言えます。またこの2月の売上統計では、すべての書籍形態の中で、電子書籍が最も売り上げの多い分類になりました。ほかの書籍形態には大人向けハードカバー、大人向けペーパーバック、大人向けマスマーケット、子供向けハードカバー、子供向けペーパーバックなどがあり、電子書籍がそのいずれも売上で上回ったということになります。もっとも、紙の書籍すべてを合計した売上は、1億5680万ドルとまだ電子書籍の売上をいくぶんリード。しかし紙の書籍は昨年2月比で34.4%も売上が落ち込んでおり、この勢いでいけば思った以上に早く紙の書籍と電子書籍の逆転が見られるかもしれません。
ちなみに大ヒット商品となった3代目 Kindle の発売は昨年8月、ライバルの筆頭である Nook Color は昨年10月。高性能 & 安価になった電子書籍デバイスの登場で、コンテンツ市場も盛り上がるという、なかなか良い流れが起きていると言えます。日本でも昨年は何度目かの電子市場元年と騒がれましたが、まだ期待されたような大きな盛り上がりは見られていないのが現状(ケータイコミック以外)。また電子市場元年から迎えないためには、端末とコンテンツの両面でいっそうの拡充が求められます。
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