アマゾン @Author 限定ベータテスト開始、Kindleで読者と作家を直結
米アマゾンが、読者から作家に直接質問できるサービス @Author の限定ベータテストを開始しました。@Author は作者が参加する公式フォーラムのようなもの。読者が本の内容や作者について質問を書き込み、作者本人または別の読者が回答する至って普通の掲示板形式です。
ポイントは Amazon の著者ページの一部として提供されること。読者と直接やりとりする作者はめずらしくありませんが、手段は本人のBlogだったりTwitterだったり、あるいはほかのSNSだったり、出版社やウェブサイトの1コーナーであったりと、愛読者であってもちゃんと把握して追っているとは限りません。@Authorは著者紹介文や書誌情報、Twitter やイベント情報などと並んで著者ページの一部として集約されることで、熱心な読者はもちろん興味をもって検索しただけの訪問者にも参照できる「公式」のフォーラムとして機能します。
またアマゾンの Kindle との統合も特徴のひとつ。たとえば電子書籍リーダーの Kindle には文章の一部を選択してコメントやメモを加えたり、Twitter に投稿できる「ノート」機能がありますが、ノート本文を " @Author " で始めるだけでその本の作者の@Authorに質問文を投げられます。Kindleエディション以外の読者はウェブの著者ページから直接質問や回答の投稿が可能。自分の質問への回答や注目のスレッドをフォローして新着通知を受けるといった機能もひととおり揃えます。KindleユーザーでなくてもAmazonのアカウントがなくても、著者ページから読むだけは誰にでも可能です。
書いて良いこと・いけないことの制限やいわゆる荒らし対策は amazon.comのユーザー参加コンテンツにおなじ。spam や著者・ほかの投稿者への中傷、プライバシー侵害などに加えて、すでに投稿された話題をくり返し連続して投げる行為、著者本人が書いたのではない文書への質問 (現在の議題に関連する本や記事についての簡潔な質問を除く)、著者やほかの投稿者に対する攻撃など「歓迎されない」メッセージの連続投稿などが禁止事項になっています。(すでに "deleted by Amazon" を見かけることから、アマゾン側がアクティブに監視してメンテナンスしているようです)。
米Amazonでは、現在10数名ほどの著名作家が参加して @author の限定ベータテストを実施中。今後はベータの結果を踏まえて参加する作家を拡大してゆきたいとのこと。作家が同意して参加しないと設置されないコンテンツではありますが、個別の質問に回答するかスルーするかは当然ながら作家しだいです。






















