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Google、WiFi AP位置情報データベースからのオプトアウトを提供へ

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年9月15日, 午前12:24 in A-Gps
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Ittousai, 10月11日
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欧州当局から厳しいチェックを受ける Google の話題。Googleのプライバシー方針責任者 Peter Fleischer 氏が 公式 European Public Policy Blog で明らかにしたところによると、Googleは欧州のデータ保護当局からの要請を承けて、無線LANアクセスポイントの所有者が位置情報データベースからオプトアウトできる仕組みを用意するとのこと。

携帯電話などの位置情報サービスといえば人工衛星を使うGPSが代名詞のようになっていますが、無線LANアクセスポイントの場所を収集しデータベース化しておくことで、周辺のアクセスポイントから場所を推測する方法も広く使われています。GPSのない iPad WiFi でもかなり正確な現在地が取得できたり、Androidで位置情報サービスを有効にするとGPSだけでなくWiFiもオンにするよう促されるのはこのため。

Googleはおなじみストリートビュー撮影車で写真と同時に周辺のWiFi アクセス情報も収集しています。ついでにデータも記録していたことで、プライバシーを侵害する通信傍受だと各国の逆鱗に触れた件はご存じのとおり。また iOSデバイスが周辺のアクセスポイント位置と確認時刻を、つまりユーザーのおおまかな位置情報履歴を明確な断りなく長期間端末に保存し、後に「バグと不適切な仕様」として修正した件でも、アップルもこうした位置情報DBをクラウドソースで構築していることが改めて確認されています。

各社がさまざまな方法で収集している WiFi AP 位置情報ですが、発信されるSSIDなどからはネットワークの提供者は分からないため、公衆無線LANも個人の家庭内向け無線LANネットワークも無差別に記録されています。GoogleのFleischer 氏は「われわれがロケーションサービスに用いる無線アクセスポイント信号は個人を特定するものではない」としているものの、MACアドレスやIPアドレス、携帯端末IDのように「それ自体には氏名や住所が含まれていない」程度の話であって、場所とユニークな識別子の組み合わせがデータベースとして収集されてしまえば、さまざまなシナリオでプライバシー上の懸念は発生します。

今回言及された「アクセスポイントの所有者がオプトアウトできるサービス」は今秋にも、欧州だけでなく世界で提供される予定。オプトアウトすればGoogleのサービスで位置情報を特定する際には使われなくなるとされていますが、具体的な仕組みはまだ公開されていません。ストリートビューも「そもそも勝手に撮られて公開されていることを知らない相手に「望めば消します」はどうなのか」と議論を呼びましたが、位置情報サービスの場合は、家庭に無線LAN環境をセットアップしているユーザーでもそもそも仕組みも利用されていることを知らず、オプトアウトの発想がないことも多そうです。



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