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タッチパネルを押し込めるKDDI「新感覚スマートフォン」、撫でてボタンの感触も

Ittousai , @Ittousai_ej
2011年10月7日, 午後04:35 in Au
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「新感覚スマートフォン」は、CEATEC 2011のKDDIブースで体験できる新技術のひとつ。やけにジェネリックな名称ですが、要はつるつるのタッチパネルに振動を使って触感を与えるHaptic フィードバックと呼ばれる分野の技術です。面白いのはタッチした / しないの2値ではなく押圧センサーを使っていること、ボタンを押し込んだ際の感触を再現するリアル振動機能を併用すること。振動デバイスと再現技術の提供は京セラ。

現在のスマートフォンでも、タッチが認識された際に着信通知用のバイブを軽く振動させる程度のお手軽なフィードバックはよく採用されています。一方「新感覚~」では、画面に触れたまま指を滑らせるとボタンや入力部品で「引っかかる」ような微妙な感触があり、そのまま物理ボタンのように押しこむことで入力できます。

また物理ボタンを押したときに指に伝わる振動を再現して伝える技術により、実際には画面全体が振動しているにもかかわらず、まるでボタンを押したような感覚があります。イメージとしては、タッチパネルでありつつ物理的にも微妙に沈むタイプのノートPC用タッチパッドのようなもの。

デモでは各キーに手がかりがあり「押し込める」テンキーによる「新感覚文字入力」、細かいリンクのうえで指を滑らせてハイライトを移動させ、さらに押しこむことで開く「新感覚ブラウザ」、タッチしてターゲット、押し込んでパンチの「新感覚ゲーム」が用意されています。

Gallery: KDDI 新感覚スマートフォン (CEATEC 2011) | 15 Photos

実際に触った感触では、まずボタンを押せるリアル振動については、押した瞬間だけでなく離したときにも微妙な振動があり、単純なブッという振動フィードバックとは確かに一線を画す感覚です。一方、指を滑らせてボタンの位置が分かる応用のほうは、何もないよりは手がかりになるものの、少なくともテンキーのデモでは実物のようにリアルとはいきませんでした。

ボタンの境界を指がまたぐときに軽くふるえるのは良いものの、境界のうえに指をおいても当然ながら指先に凹凸の感覚はありません。どころか、どのボタンに近いのか判断するソフトウェア側がまだ十分ではないらしく、境界付近では周囲のボタンがそれぞれ小刻みに反応してリアルは程遠い妙なプルプル感覚があったりします。

さらにデモの趣旨の範囲を離れた根本的な点として、「タッチ / スライドして選択、押し込んで実行」という実装そのものが、感圧のない現在のタッチパネルの操作感から大きく離れていることがあります。たとえばブラウザではリンクをタッチするだけでは開けず、タッチしてからハイライトが出現し指の下にあるか確かめる~押しこむという手順です。またスライド操作がフォーカス移動になっているため、スクロールはスライドしたあと押しこむ強さという奇っ怪な操作。指でスライドする際の最大の利点である「移動量を直感的に調節できる」からは程遠く、また押しこむ強さや指のスライドとスクロール量の関係も感覚的には手がかりがなく混乱します。例えていえば、PCのマウスでフリースクロールが暴発した際の感覚。

「新感覚」を名乗る以上、現在の感覚とかけ離れていることは必ずしも問題ではありません。また新感覚ブラウザは、あくまでこの技術でできることを詰め込んだ技術デモという位置づけ。しかし現在のタッチパネル操作の直感性を保ちつつ、足りないところを補う方向のソフトウェア実装センスがさらに問われる技術といえそうです。なお、デモ機がスマートフォンを2・3枚重ねたような外観なのは原理的な制約ではなく、最初から組み込んで製品化すれば従来程度の厚みに抑えられるとのこと。


関連キーワード: au, ceatec, ceatec 2011, Ceatec2011, kddi, kyocera
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