動画:投げて360° 全球パノラマを撮影する36眼ボールカメラ

複数の写真を継ぎ合わせたり、特殊な光学系で撮影するパノラマ写真には長い歴史がありますが、近年はストリートビューや PhotoSynth といったデジタル技術でさらに身近なものになってきました。Jonas Pfeil 氏らが制作した Throwable Panoramic Ball Camera は、そんなパノラマ写真の歴史に新たな一球を投じる作品。衝撃吸収材で覆われた球状の筐体に200万画素の携帯電話用カメラモジュール 36個を埋め込み、水平360度だけでなく真上や真下まで含む全球パノラマ写真を投撮できます。
「投げられるパノラマボールカメラ」は加速度計を内蔵しており、上に投げれば頂点に達したところで、つまり一番ブレにくい一瞬に撮影する仕組み (回転はともかく)。撮影したあとはUSBでPCに転送し、パノラマ写真に合成してビューアソフトでぐりぐりと鑑賞できます。向きを変えつつ何度も撮影する方法と比べた利点は、同時に全球を捉えるため動く被写体で矛盾が発生しないこと。また天頂も、三脚の写っていない真下も撮影できます。
実際のカメラと撮影の様子は続きに掲載した動画をどうぞ。ベルリン工科大の学位論文を元に開発したという Pfeil 氏によれば、いずれ製品として販売できるよう製造パートナーを募集中とのこと。市販されれば、「緊張の面持ちで天を仰ぐ人々」の写真集撮影に便利そうです。






















