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Galaxy Nexus の HD Super AMOLED 画面はPenTile 採用、非 " Plus "

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年10月24日, 午前08:23 in Amoled
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Android 4.0 Ice Cream Sandwich を世界で初めて採用する Galaxy Nexus のディスプレイ " HD Super AMOLED " について。明るいスーパー有機ELかつ 4.65インチ1280 x 720 HD という最新世代ハイエンドにふさわしいディスプレイですが、サムスンの歴代モバイル有機ELディスプレイ技術と比較してあらゆる点で上回るわけでもないようです。それを示すのは、名称の HD Super AMOLED のあとに「Plus」がつかないこと。具体的には、PenTile 配列を採用してサブピクセル数がRGB配列比で2/3と少ないこと。

おさらいすると、一般的なカラー液晶などではソフトウェアから見える論理ピクセルひとつを "赤緑青" 3色のサブピクセルから構成するRGBストライプ配列が多く採用されています。対するPenTile 配列は、ひとつの画素をGR またはGB の2色で構成し交互に敷き詰めた配列。サブピクセルは2/3に減っているものの、緑に敏感な人間の眼の特性から色の再現性はほぼ同等かつ、高い費用対効果で高精細を実現できる技術です。サムスンでは初代 Galaxy S / Nexus S などが採用する (Super) AMOLED ディスプレイがこれにあたります。(下に続きます)



(Super AMOLED Plus ディスプレイ発表時のサムスンによる資料。)


しかし人間の視覚特性からRGBと同等の色が再現できるといっても、小さな文字やUI部品を表示するスマートフォン向けディスプレイでは、画素の大きさによっては本来ないはずの色やギザギザが視認できる場合があります。Galaxy S や Nexus S で、たとえば黒い背景に縦や斜めの白い線があるときなど、エッジがぼんやりと色の付いた鋸歯状に見えるのはこのため。もちろんRGB配列でも白そのものを発色しているわけではなく拡大すれば3色が見えますが、PenTileでは相対的にサブピクセルが大きく色が交互に並んでいるためより目立つことになります。(PenTileには白(W)を含めた配列もあり、また液晶でもサブピクセル構造はRGBだけでなく各社さまざまな技術があります)。

そこでサムスンは有機ELディスプレイでもRGB配列を採用した Super AMOLED Plus を開発し、 Galaxy S II などで採用してきました。新機種 Galaxy Nexus の " HD Super AMOLED " ディスプレイは果たしてどちらなのかと関心を集めてきましたが、やはり " Plus " のないPenTile配列であることがサムスンによって確認されています。

ただし、「せっかく1280 x 720 HDかと思ったらニセモノの " 疑似 " HD だったでござる」で終わる話かといえばそうでもなく、実使用上どう見えるかにはまた別の要素も絡んできます。まず大きな点は、Galaxy Nexus の画面が従来のサムスン製端末よりも大幅に高精細であること。論理1画素の細かさを示す PPI では約315に及び、「人間の網膜の能力を超えた」と称するアップル Retina Display (3.5インチ960 x 640) の約330に迫っています。初代 Galaxy S (4インチ800 x 480)の約233PPI や Galaxy S II (4.3 インチ800 x 480) の約217PPI よりも1ピクセルが大幅に細かくなっているため、マクロ撮影して拡大した場合はともかく、通常利用の距離で見た感覚は、すくなくとも「Galaxy S や Nexus S とおなじ」粗さのギザギザにはなりません。

サブピクセルを数えれば、1280 x 720 x 2は Retina ディスプレイの960 x 640 x 3 とおなじ約184万画素。また「疑似」といっても、表示できる情報量(論理ピクセル数)は当然ながら1280 x 720です。最新のAndroidスマートフォンで一気に増えた 1280 x 720 HDディスプレイ採用機のなかで検討するには、スーパー有機ELだから上でもPentileだから下でもなく、各タイプの液晶と有機ELの発色やコントラスト、輝度といった特性の違い、さらにはディスプレイパネル表面加工の差までを含めて実機で確認するにこしたことはありません。とはいえ、サムスンにはHD Super AMOLED Plus を実用化しぜひ次世代あたりで投入して欲しいところです。リンク先の Flatpanelshdにはサブピクセル構造の拡大写真が、Anandtechには各社主要端末のDPI / サブピクセル数チャートがあります。

追記: Super AMOLED Plus とプラスなしの関係について補足。RGBストライプ配列のSuper AMOLED Plus は高精細化が難しく、たとえば Galaxy S II の4.3インチ 800 x 480 (約217PPI)など粗くなる問題があります。高精細でPenTileではない HD Super AMOLED (Plus)は現時点でそもそも製品として存在しておらず、別の製品では採用しているのに Galaxy Nexus には使わなかったというわけではありません。




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