Windows 8 のCPUヒートマップで160論理プロセッサを表示

タブレットを持った手の親指でシュシュっとやるメトロな新ユーザーインターフェースが注目されるWindows 8ですが、従来型のアプリやデスクトップにも両対応する以上、タスクマネージャのような基本部品も最新のユーザビリティ研究を取り入れて進化を遂げています。画像はマイクロソフト公式の Building Windows 8 Blog より、タスクマネージャで論理プロセッサ 160個をヒートマップ表示した画面。
従来のタスクマネージャの「パフォーマンス」タブではスレッド(論理プロセッサ)の数だけ黒背景にグリーンの線でCPU負荷グラフを表示していましたが、プロセッサ数が増えるにつれて個々のグラフは小さく見えなくなり直感的でないという問題がありました。Windows 8 では負荷によって色分けするヒートマップにより、大きなデータを素早く視覚的に把握できるようになります。
サーバ管理者や特殊なシステムのユーザーしか目にする機会がない極端なメニーコアの表示はさておき、ヒートマップは一般の上級ユーザーでもよく使うアプリ・プロセス一覧の画面でも採用されています(画面は続きに掲載)。ツリー化されたアプリやプロセスごとにCPU・メモリ・ディスクI/O・ネットワークI/Oがヒートマップつきで一覧でき、ソートし直さなくてもいまシステムで何が起こっているか視覚的に確認することが可能です。
従来の標準タスクマネージャはリソースの利用状況がタブに分散していたり参照できなかったり、プロセスの関係が分かりづらいなど機能が少なく、Process Explorer のようなアドオンツールが定番となっているのはパワーユーザー諸氏ならご存じのとおり。Windows 8はタイル表示やタッチなど初心者向けを押し出す一方で、箱を開けた状態から上級ユーザーの要求にも応えるべく、従来より多くの情報を見やすく提示することをアピールしています。
なお、そもそも一般ユーザーは使う機会があまりないタスクマネージャでも「標準では一番良く使う機能だけを見せてシンプルに、1クリックすると手厚く詳しく」の哲学は徹底しており、初期画面はWindows 史上でもっともシンプルな「アプリ一覧と終了ボタンのみ」にまで削ぎ落とされています (続きの画面写真を参照)。二つの標準 UI に代表される2正面どっちも対応戦略がどこまで本物か、どう受け入れられるかもWindows 8の楽しみな点です。
従来タスクマネージャでの160プロセッサ表示。
「パフォーマンス」タブ以外で使われるヒートマップの例。こちらはプロセスタブ。アプリ・バックグラウンドプロセス・システムプロセス (Windows process) の3つに分類された各アイテムはツリーにまとめられ、それぞれにCPU・メモリのほかディスク書き込みやネットワーク使用量も一覧できるよう進化。Windows 8 タスクマネージャ全般について詳しくは Building Windows 8 " The Windows 8 Task Manager " の回を参照のこと。オリジナル公開から少し経った記事には公式日本語もあります。





















