スマートフォン向けのリアプロ画面キーボードドック LightPad (動画)

中国のメーカー QP Optoelectronics が、スマートフォン用のリアプロ画面つきキーボードドック製品 LightPad を発表しました。ディスプレイとキーボードを備えたドックにスマートフォンを接続してノートPCのように使うコンセプトの製品といえば、最近ではモトローラが最新Android端末向けに提供する Lapdock が、また古くは Palm OS だったころの旧 Palm が出荷直前にキャンセルした「モバイルコンパニオン」 Foleo などがあり、特に珍しいジャンルではありません。しかし LightPad の面白いところは、ディスプレイが液晶や有機ELではなくリアプロ式のプロジェクタとモバイルスクリーンで構成されていること。
LightPadは写真のようにキーボード部・11インチのスクリーン部・プロジェクター部の三枚に分かれており、水平に開いたプロジェクター部からスクリーンに背面より画面を投影する仕組みです。採用するプロジェクターはTIのDLP Picoプロジェクター、解像度 854 x 480、消費電力2.5W、11インチリアプロ時の輝度 540cd/m^2、色域はNTSC 100%。
さらに11インチのスクリーンを用いず直接ほかのスクリーンや壁などに投影することで、60インチまでのモバイルプロジェクターとしても利用できます。通常のフロントプロジェクションの場合は明るさ18ルーメン。スマートフォンとはHDMI または MHL で接続するため、HDMI出力を備えた機器ならばディスプレイ / プロジェクターとしても使えます。そのほかの仕様は5時間バッテリー、本体重量 550gなど。
メーカーによる実機デモのようすは続きに掲載した動画をどうぞ。QP Optoelectronics では上記の仕様の第一世代モデルを2012年半ばに、さらに2013年には解像度1280 x 720、輝度50ルーメン、本体350g で7時間駆動の「次世代モデル」を発売する予定。構造上スクリーンのうしろに空間が必要なため、11インチ画面にしては劇的に奥行きのフットプリントが長い気もしますが、スマートフォン・ノート・プロジェクター大画面の三役を無理やり実現するのはなかなか天晴れなコンセプトです。




















