ソニーが PSP 用に提供している漫画コンテンツ配信を終了します。2009年12月に始まったPlayStation Store のコミック配信は、国内大手出版社10数社の漫画を一巻あたり420円、一話100円程度の売りきりでPSP用に販売するサービス。PSPでは本体メニュー XMB の " + (エクストラ) " 以下にコミックリーダーアプリのアイコンがあり、ビューアをダウンロードできる導線が用意されています。

サービス終了までのスケジュールは、まず3月15日に新規コンテンツの追加・更新を終了 (新規タイトルおよび連載の新着エピソード追加終了)。続いて9月末日にはPlayStation Store でコミックコンテンツの販売を終了し、2012年12月にはすでに購入したコミックの再ダウンロードや、ビューアアプリのダウンロード提供も終了する予定です。

PSP向けのコミック配信はPSPのリーダーアプリ専用で、高解像度の PS Vita や、デジタルマガジン配信がある PS3、あるいはPCなどには対応していません。PSP向けの終息を受けて当然期待される PS Vita 向けのサービスについては:

今後のコミックコンテンツを含む電子書籍コンテンツサービスにつきましては、「プレイステーション」製品およびその他のソニー製品での展開を検討してまいります。

とのこと。サービスが始まった当時と比べ、現在はPS Vita はもちろんスマートフォンやソニータブレット、ソニーReader など電子書籍向きのデバイスが揃い、ソニー製品共通のネットワークサービス SEN (Sony Entertainment Network) もいよいよ本格展開を迎えつつあります。

PSPコミック配信は3年足らずの実験的な規模で終息することになりましたが、今後に向けて「独自形式の電子書籍はサービスによっていつ終了するか分からない・連載終了まで続くか分からない」というメッセージを強く印象づけることには成功したといえそうです。購入済みコンテンツの新サービスへの引き継ぎと、ついでにUMD Passport のタイトル拡大に期待したいと思います。
PSP コミック配信が終息。購入は9月まで、再DLやビューア提供も年内終了

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