Amazon's second-gen, possibly larger Kindle Fire to set off at end of Q2?

日本には発送もしてくれないタブレット Kindle Fire の新モデルが今年前半にも登場するかもしれません。台湾 工商時報がサプライヤ筋の話として伝えるところでは、アマゾンは新 Kindle Fire の仕様についてまだ最終決定には至っていないものの、Foxconn の示した 10インチの設計を採用する可能性があるとのこと。

また台湾の元太 (Prime View International, PVI) 、宏致電子 (ACES)、信音 (Singatron)、瀚荃 (CviLux)、廣達 (Quanta)、鴻海 (Hon Hai Precision, Foxconn) といったサプライヤやOEMメーカーが3月にもサンプルの納入をはじめ、5月または6月には量産に移る予定であるとされています。

昨年11月に発売されたばかりの Kindle Fire に早くも新機種とは早すぎるようにも思えますが、「アマゾンが7型と10型の独自タブレットを開発しているらしい」説は昨年9月のKindle Fire 正式発表より数か月前からありました。

それどころか、7型は年末商戦に間に合わせるため Quanta 製のODMデザインを流用したもので、もうひとつのモデルこそアマゾンの Kindle チームが設計した「真の」Kindle Fire だという主張まであります。実際に発売された Kindle Fire はソフトウェアこそまったく異なるものの、ハードウェア仕様も外観もたしかにQuanta製7型タブレット BlackBerry PlayBook の簡略版といえるような製品でした。

一方、間に合わせかどうかはさておき、現行の Kindle Fire は米国の年末商戦(昨年Q4)で389万台を売り上げ、サムスンの Galaxy Tab シリーズ (同時期に214万台) を抜いてタブレット市場2位になったほど好調な製品です (IHS iSuppli 調べ)。同時期に1540万台だった iPad にはまだ及びませんが、互いにソフト・ハード・エコシステムが揃ったアップル iPad 3 vs アマゾン 新 Kindle は面白い勝負になりそうです。

(蛇足:読書には10型よりも片手で持てる7型がいいという意見はもっともながら、Kindle Fire の位置づけは電子書籍だけでなく映画・テレビ番組、カラーの雑誌や漫画、Androidアプリなどアマゾンのデジタルコンテンツがすべて楽しめる汎用タブレット。特に雑誌やカラーの大判漫画などは7型 1024 x 600 ピクセルの1ページ表示では iPad のように細部が潰れて読めません。結局ルーペで覗くように拡大スクロールするか、PSPコミックや携帯コミックのようにコマごとに送る機能で読むしかなく、快適にはほど遠い状態です。)