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AR技術でたっぷり食べたつもりになれる「拡張満腹感」

kentaro
2012年3月16日, 午前10:40 in Augmented Reality
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Ittousai, 9月20日
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お食事前にお腹いっぱいな感じの写真で失礼いたしますが、拡張現実感(AR)技術を応用して肥満問題の解決を図った、東京大学の研究「拡張満腹感」をご紹介いたします。簡単に要約すると、「食べ物の見せかけを大きくしてみたら本当にたくさん食べた気になった」。科学未来館で開催中の「インタラクション2012」での発表です。

心理学の研究では、食品の見た目が満腹感に与える影響が以前から指摘されています。鳴海らは画像処理技術を使い、手に持っている食べ物を実物よりも大きくしたり小さくしたりしてHMDに表示できるシステムを開発。普通サイズを食べているのに大盛りを食べている気にさせることで満腹「感」を演出、結果的に摂取カロリーを抑えることを目的としています。実際に被験者にオレオを満足するまで食べさせる実験を実施したところ、誇大表示した場合にはオレオ消費量が実際に9.3%減少したという結果が出ました。詳しい解説はつづきに掲載。

開発したのは東京大学廣瀬・谷川研究室の鳴海拓志さん。これまでにもAR技術を使ってクッキーに香りと映像を重ねて表示することで味の錯覚を引き起こす「Meta Cookie」などの研究があります。



実装にはカメラつきのHMDを使用し、カメラ画像から食品部分を抽出・加工してHMDに表示。利用者はその加工済み映像を見ながら食事をします。食品部分の大きさを変更する際に、手指の部分とのつなぎ目が不自然にならないよう、手指の部分もあわせて加工します。


実験では12名の被験者に、本人が満足するまでオレオを食べてもらい、その消費量をそれぞれの条件で比較。その結果によると、1.5倍に拡大した場合には、オレオの消費量が9.3%減少、また0.67倍に縮小表示した場合には逆に消費量が13.8%増加しました。

食品全体の大きさをいじるだけでなく、ハンバーガーのパティ部分だけ加工する手法もあわせて提案されています。なお、今回の実験は効果を実証することが目的のため、画像加工部分はブルーバックの部屋が必要など大がかりな装置が必要。本当に毎日の食事で使えるようになるにはまだ技術的課題が残っています。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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