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文字を消す「逆プリンタ」技術、英研究者が発表。緑色レーザーでトナーだけを蒸発

Ittousai , @Ittousai_ej
2012年3月26日, 午前06:38
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英国とドイツの研究者らが、レーザープリンタやコピー機で印刷した文書を白紙に戻す技術を発表しました。方法はレーザーパルスを照射して、紙にダメージを与えずトナーだけを蒸発させること。写真の例では、 さまざまな色のトナーで印刷された " Text " の語から " ex " と " t " の一部をそれなりに消去することに成功しています。右側は電子顕微鏡で観察したトナー層と、レーザーで剥がれて露出した紙の繊維。

紙の再利用のために印刷を消す技術は、専用の紙やトナーを使う技術がすでに存在しており、たとえば東芝では消せるプリンタと、紙の再利用可否チェック機能を持った複合機を開発しています (続きに動画を掲載)。今回のケンブリッジ大 David Ricardo Leal-Ayala氏らによる研究は、普通紙と一般のトナーをレーザーで除去する手法について、さまざまな波長と間隔のレーザーを試して結果を評価したもの。

紫外線から赤外線までを使ったいくつかの先行研究に対して、Leal-Ayala氏らの論文では「波長532ナノメートル(緑の可視光)で、4ナノ秒パルス」がトナーを蒸発させつつ、紙の構造を傷つけない最適解としています。例では読もうと思えば読める痕跡が残っているためシュレッダーのかわりにはなりそうもありませんが、紙が出てきてから取り返しがつく「UNDOボタンつきプリンタ」やコピー機は資源節約以上に利用者の心の平穏に貢献してくれそうです。




こちらは原理が違う東芝「消せるプリンタ」複合機。紙は普通紙、トナーは専用。

Source: 論文
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