iPhone 版 Google+ アプリがv2.0にアップデート、表示スタイルを一新
Google が iPhone版の Google+ アプリを v2.0.0.5888に更新しました。内容はストリームを中心に表示スタイルの一新、操作性の改善、バグ修正とパフォーマンス向上など。
従来のストリーム表示は投稿者名の下に本文テキスト、写真や動画のサムネイル、コメントなどの要素が点々と配置され、良くいえば素直な、悪くいえば余白が目立つスタイルでした。しかしv2.0ではポストの背景に投稿者のプロフィール写真が敷かれ、その上に横幅一杯の写真、さらにテキスト、 +1ボタンやコメントなどが重なる派手な表示に様変わりしています。
またスクロールすると写真や背景が降るように読み込まれる効果、手前と奥で速度が違う視差効果や明るさの変化など、さりげないアニメーションや視覚効果を手がかりに使っているのもポイントです。そのほかの変更はホーム画面が従来の白地に大きなカラフルアイコンのグリッド表示から、暗色に白のリスト表示 + ユーザーのプロフィール写真になったなど。
暗い背景に敷き詰められた写真や細いフォント、滑らかな視覚効果などはWindows Phone の Metro を思わせます。操作性は大きく分かりやすいボタンなどおおむね向上しているものの、旧バージョンのストリーム表示で使えた「左右スワイプでサークル切り替え」が何故か廃止され、サークル名をタップしてリストから選ぶ形式になっています (よね?)。
iOS版 Google+ は App Store ですでに配布中。iPadでも動きますが、あいかわらず専用レイアウトは用意されておらず iPhone 互換表示です。リンク先 Google 公式Blog の Vic Gundotra 氏記事によると、 Android版は iOS版から数週程度遅れるものの、「追加のサプライズ」を備えてリリース予定とのこと。