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Google検索がナリッジグラフで進化、5億超の「もの」をDB化して意味を理解

Ittousai, @Ittousai_ej
2012年5月17日, 午前06:34 in Google
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Googleが、英語版のGoogle検索に新機能 Knowledge Graph を導入しました。ナリッジグラフは人物や場所などあらゆる対象について、さまざまな属性やお互いの関係などを含んだ膨大なデータベース。検索語を単なる文字列として処理するのではなく、その言葉が示す現実のモノや人といった対象を把握することで、検索結果ページにウェブページへのリンクだけでなく関連情報を直接表示できるようになります。

Google 検索はときに「Google 先生」と呼ばれるように、現在でもほぼあらゆる主題について関連情報を返すことができます。しかしGoogleのサーバは検索キーワードを人間のように理解しているわけではなく、一致する文字列が含まれたページを探すことで、問いに答えるかわりに「答えが載っている可能性が高いウェブページ」の候補を表示する仕組みでした。

これに対して、Knowledge Graph は実際の人物や都市、建物、作品や製品など「言葉が指す実体」とその属性や関係性をデータベース化することで、利用者が何について知りたいのか正しく認識し、より賢く関連情報を返すことができます。


Google検索には従来から、たとえば都市の名前ならば天気や地図、映画ならば評価や上映館といったように、特定の分野については独自の関連情報を表示する機能がありました。Knowledge Graph はそれがあらゆるものを対象に拡大したイメージです。

GoogleのナリッジグラフはCIA World Fact book や各種の公開データベース、辞書や事典、出版物、買収したセマンティックウェブ技術企業のデータベースなどから生成されており、エントリーは現在5億件以上、属性や関連性情報は35億以上。

ウェブページを単なる文字列やリンクの集合体として扱っていた従来の人工無能的手法から、より人間に近く意味を理解するいわゆるセマンティック・ウェブへと、検索技術については創業以来の大きな変化ともいえる動きです。Google の検索技術エンジニア Shashidhar Thakur 氏の表現では、「セマンティック・ウェブへの実利的なアプローチ」。


具体的には検索結果の右コラムに、検索語から推測した対象の情報ボックスが表示されるようになります。内容は人物であれば概要、生没年、家族や配偶者、関連する組織、関連する人物、作品など。また同じ単語が別の概念を示す場合、地名なのか店名なのか、人名なのか作品名なのかを候補として示して、意図に応じた結果を辿ることもできます。

Google の Knowledge Graph 活用は、まず米国英語版の Google 検索結果ページから導入が始まっています。モバイル版では現在 Android 2.2以上、iOS4以上のデバイス向けに提供中。米語以外の各国語版でも順次導入が進む予定です。



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