ストリートビューカーの走破距離が延べでなく総計800万キロに達し、さらにカメラ搭載の三輪車やスノーモービルまで投入する Google の次の手は「ウェアラブル」でした。写真は Google が公開した、バックパック式のストリートビューカメラ 「Street View Trekker」。

約18kg のバックパックに全周カメラ群と二つのバッテリーを詰め込んで、「一日中」 (Google) の撮影に対応します。バックパックになったことで歩いて入れる場所ならどこでも撮影できるようになり、これまで自動車でも三輪自転車 (トライク) でも入れなかった「国立公園やグランドキャニオン、城、遺跡など」をストリートビューに追加します。続きはトレッカーの動画と、担当エンジニアリングディレクター Luc Vincent 氏に聞いた詳細。

Google Street View Trekker バックバック

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9 枚







重心的にやや心配になるLuc Vincent 氏の勇姿。


イベント後に Vincent 氏にうかがったお話によると、Trekkerの製作期間は約1年。5メガピクセルのカメラを15台搭載します。制御用にAndroidベースの省電力コンピュータを載せており、撮影データはHDDに記録する仕組み。現在は撮影開始と停止程度の機能しか持たないものの、歩行のペースを認識して撮影モードを変えるなど、スマートな機能の実装にも取り組んでいるとのこと。

トレッカーは今のところまだテストの段階で、本格的な運用はまだ先の話。今後 Google 内部で改良を加えたうえで、外部の団体と協力して撮影範囲を拡大する計画です。また Google では、トレッカーをレンタルして撮影してもらうことも検討中。たとえば大学などが敷地内を撮影したり、施設や観光地の管理人が自主的にストリート(?)ビュー対応したい場合など。

なお現在のトレッカーは屋外撮影のために設計されたもので、建造物内では画像がぶれすぎて向かないだろうとのこと。ただしGoogleは別の機材で屋内撮影も続けており、商業施設のほか各国の美術館などがすでにカバーされています。
Google、背負い式ストリートビューカメラ「トレッカー」を公開。レンタルも検討中
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