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Google Chrome for iOS インプレッション、便利機能ガイド

Ittousai , @Ittousai_ej
2012年6月29日, 午前08:41 in Chrome
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Google が開発者イベント Google I/O 2012 で発表即日リリースした iOS版 Chrome ブラウザのファーストインプレッションをお届けします。Chrome for iOS の特徴は:

・無制限に開けてカードのようにめくれる独自のタブ操作
・PCや Android版の Chrome と、ブックマークや開いているタブ、履歴、パスワードなどをリアルタイム同期。
・サジェストや履歴、ブックマークをまとめて候補に出す検索 / アドレス窓。
・iOS組み込みより賢いGoogle音声入力で検索。
・Googleサービスへの自動ログイン

などがあります。一方でブラウザのエンジンそのものは iOS標準の Safari と変わらず Web表示コンポーネントと利用しており(追記参照)、Android版の Chrome で導入されたリンク自動拡大などの機能は利用できません。またアップルのサードパーティーアプリに対する制限から、システム的にSafari を置き換えてデフォルトのブラウザとして使うことも不可。多くのiOSアプリにある「Safariで開く」を「Chromeで開く」に変えることも、両方選べるようにすることもできません。

Chrome for iOSはすでに日本の App Store で無料ダウンロードできます。続きは Android版 (要 Ice Cream Sandwich) を使ったことがないユーザーのための簡単なヒントと、最大の魅力である同期機能について解説します。

(追記:「標準のSafariと変わらず」を「標準のウェブ表示コンポーネントを利用しており」に訂正。表示そのものは原則的にSafariと同じですが、アップルの制限でChrome独自の高速JavaScriptエンジンが使えずOS標準を使わざるを得ないこと、一方でアップルはSafariに自社だけが使える高速なJSエンジンを乗せていることなどから、特にJSの性能などで違いがあります。)

Chrome (App Store)


Gallery: Google Chrome for iOS | 15 Photos



まずは独特のタブUI。「新しいタブ」のショートカットなどはデスクトップのChromeに準ずるため、見ればおおむね分かります。iOS Safari は8枚までしかタブを開くことができませんが、モバイル Chrome では無制限にいくらでも開くことが可能 (実際には上限があるにしろ、現実的な使い方では到達できません)。

iPhone / iPod touch の場合、タブ操作は右上のタブボタンをタップ。カードの束のように重なって各タブが表示されるため、上下にフリックしてブラウズ・選択できます。要らないタブはXで閉じるほか、そのまま左右にフリックで弾いて捨てることも可能です。

追記:画面の外から内側にフリックすることで、タブ一覧を開かずに直接となりのタブへ移動することも可能 (iPhoneでもできました)。

新規タブはタブボタンを押した一覧から「+新しいタブ」か、となりのメニュー「三」から選択して開けます。「新しいタブ」画面は下部のアイコンまたは左右フリックで、

・よく訪れるサイトTOP6のサムネイルと、最近閉じたタブ一覧
・モバイルとパソコン、その他に分かれたブックマーク一覧
・同期している場合、ほかのデバイスで開いているタブ一覧

を切り替えることができます。

Safari と比較して便利なのは、「新しいシークレットタブ」メニューや、リンク上の長押しから選択してシークレットタブをすぐに開けること。シークレットタブでは履歴が残らず、モバイルでは管理が面倒なcookie も残りません。Safariでもシークレットモードはありましたが、iOSの設定画面から潜って有効無効を切り替える必要があり不便でした。



タブは iPad でも無制限に開くことが可能。何枚も開いたときは、デスクトップ版のようにアイコンサイズまで幅が狭くなるのではなく、右側に重なって表示されます。iPhoneとは違いタブ一覧が常に表示されているため、タブバーを直接左右にドラッグしてめくれます。また左右の画面外からページに向かってフリックすることで、直接左右にタブを切り替える操作もあります。



目玉の「Chromeへログイン」機能では、おなじGoogleアカウントでログインしておくことで、PCやAndroidを含むほかのデバイスで開いているタブ、アドレス履歴、ブックマーク、パスワードをリアルタイムに同期します。

有効にすれば、たとえば自宅のデスクトップでブラウズしていたページを外出先で見たくなったとき、携帯ではそのページを開いたことがなくても、「他のデバイス」から自宅PCのタブを選んで開くことができます。また「PCだったかタブレットだったか忘れたけれどしばらく前に読んだ、タブはもう閉じた」場合でも、適当に覚えている部分を入力すれば、アドレスバー履歴から検索して候補を表示します。

同期機能はパスワードや履歴も扱えるなど強力なだけに、セキュリティやプライバシーの設定も柔軟に用意されています。たとえばパスワードにGoogleアカウントとは別のものを使う、同期する内容を制限する、同期データを暗号化するなど。また端末を紛失した場合などは、ウェブのGoogleアカウント管理から同期をリセットしたり、「アプリケーション(デバイス)固有パスワード」を無効にすることで切り離すことができます。

デスクトップ版 Chrome 用のGoogle純正拡張機能 Chrome to Mobile (beta) も便利。あとで読むページやいま寝転がって読みたいページをワンクリックでモバイルに飛ばすことができます。Chrome for iOS 側ではプッシュ通知が届き、ロック画面からスライドで直接ページを開くことが可能。(こちらもGoogle 純正の Chrome to Phone とは別の拡張機能であることに注意)。

関連キーワード: chrome, google, Google IO 2012, GoogleIo2012, ios, ipad, iphone
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