appleの最新記事

Image credit:

小型 iPad のうわさ再燃、7~8インチで秋発表・年内発売?(WSJ報道)

Ittousai , @Ittousai_ej
2012年7月5日, 午前06:22 in Apple
457 シェア
70
235
30
31
91

注目記事

人気記事


初代 iPad の発売前から続く「iPad ミニ」のうわさがまた再燃しています。リンク先の Wall Street JournalBloomberg が匿名の「詳しい筋」から得たという情報によると、アップルは画面サイズ8インチか以下の小型 iPad の生産をまもなく開始し、年内にも出荷する予定とのこと。発表時期は「10月までに」。

iPad mini (仮) そのものについては画面サイズ以外にほとんど情報がなく、新(現行) iPad のRetina ディスプレイは不採用とされているのみ。たしかに9.7インチの新 iPad ですら2048 x 1536 はかなり力業で製品化しており、仮に7インチで同解像度の液晶ディスプレイが調達できたとしても、DPIは iPhone 4 / 4Sすら凌ぐ約360 に、8インチでも iPhone 4 / 4S同等の約330dpi に達します。プロセッサやバッテリーなどを含めた総合的なバランスとコスト的にも、7インチAndroid勢の主流1280 x 800よりやや粗い1024 x 768で手を打ちそうではあります。

今年の2月あたりにWSJが伝えたうわさでは、アップルは8インチiPadに向けてAUOやLGなどディスプレイのサプライヤを選定中とされていました。今回の報道はそこから順当に進んで、例年はiPodの新機種発表があった秋に発表・年内発売らしいと更新しています。残りの部分は先日発表された Google の Nexus 7 と絡めて、タブレット市場の競争を改めて俯瞰する内容です。



さて、小型 iPad のうわさのたびにしつこく再掲している2010年のジョブズ発言は:

(iPad 競合タブレットについて問われて) まず、考慮に値する競争相手はごくわずかしかいない。そのすべてが7インチ画面だ。このサイズは優れたタブレットアプリを開発するには不十分。

7インチのタブレットは紙ヤスリも同梱しないと使い物にならない。ユーザーが指を1 / 4 サイズに削って操作できるように。アップルは広範なテストの結果、タブレットの最低サイズは10インチという結論に達した。

タブレットユーザーのポケットにはすでにスマートフォンがあることを考えれば、タブレットの画面サイズで妥協する意味がない。7型タブレットは中途半端。携帯としては大きすぎ、iPadと競争するには小さすぎる。(『ジョブズ、タブレットの将来を語る』 2010年10月18日)

これまた繰り返しで恐縮ですが、他社の製品や戦略を強く否定しておいて、後から「われわれはダメな部分を解決した」といって参入するのはアップルの常。ジョブズ本人も幾度となく繰り返しており、仮に小型 iPad が発表されたとしても、ことさらにジョブズ没後と関連づけて解釈するまでもありません。

いずれにせよ、7インチ級は米国で人気の Kindle Fire や Googleが初の独自ブランドタブレットとして投入する Nexus 7、国内でも売られているサムスン Galaxy Tab 7インチ系、あるいはもう少し小さい電子書籍リーダーなど、駆逐する相手には事欠かない分野。すでに iPhone や iPad を使っていても、片手で立って読んだりジャケットやコートのポケットに入るサイズが欲しいユーザーには気になる製品です。

457 シェア
70
235
30
31
91