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WP8連載:Windows Phone 8搭載機 ノキア Lumia 920 レビュー(後編)

Brother Hawk
2013年6月24日, 午後09:03 in Lumia
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前回の Lumia 920レビュー(前編)はハードウェア中心でしたが、後編ではソフトウェアや使い方を中心に説明します。Windows Phone 8は、iOSにもAndroidにもない独特の世界観を持ったスマートフォン用のOSですが、Lumia シリーズはさらにノキアのアプリで磨きをかけている点が特徴です。国内販売されている機種とはまた違ったカスタマイズなどに興味を持ってもらえればと思います。

暗いところにも強いメインカメラ

メインカメラは、同社としては暗い場所に強いとアピールしています。最大800のISO感度は今となっては一般的ですが、レンズがf/2.0なので暗い場所に強いのもうなづけます。

下に掲載した写真はそこまで暗くありませんが、屋内ISO200、シャッタースピード1/19秒(仮にISO400だとシャッタースピード1/38秒)と、屋外ISO100、シャッタースピード1/955秒となっています。また屋内の写真はホワイトバランスをオートで撮ると補正し過ぎてその場の雰囲気が出ないためDaylight固定で撮っています。どちらもかなり綺麗な写真であることがお分かりでしょうか。
屋内(縮小)ISO200、シャッタースピード1/19秒

屋内(620×349ドットで等倍にして切り出し)

屋外(縮小)ISO100、シャッタースピード1/955秒

屋外(620×349ドットで等倍にして切り出し)

使用した範囲で画質が良いのは、Lumia 900、Lumia 820、Lumia 920の順でしょうか。ただ明るいところではiPhone 4Sには劣っている様に思えます。Lumia 925では、レンズが5枚から6枚に変更になったので、画質向上が期待できます。

標準で各国語に対応

ベーシックなソフトウェア面では、iOSやAndroidと同様、OSが標準で多くの国に対応し、日本語も問題なく扱えます。しかし同じWindows PhoneでもHTCの様に日本語ロケールを省いているメーカーもあるので注意が必要です。またシステムが日本語に対応していなくても、表示・入力ともに設定/言語+地域と設定/キーボードで選択でき、日本語を使うことは可能です。

キーボードに関しては、必要なモジュールをダウンロードする形式です。日本語入力に関しては、QWERTY配列だけでなく10キー式にも対応しています。ただしユーザーが好みのIMEをインストールすることはできず、この点はiOSと同じ仕様と言えるでしょう。個人差もあるでしょうが、変換効率で困ったことは特にありません。

作動自体は、もともとシングルコア/Windows Phone 7.8(Windows CEカーネル)のLumia 900でも普通に使えたので快適そのものです。IE10のレンダリングも(癖はありますが)速く、HD解像度のYouTubeや動画もスムーズに再生します。誰が使っても作動速度で不満は感じることはないでしょう。
設定/言語+地域:多くの言語に対応。メーカーによっては日本語ロケールを省いている場合があります。設定/キーボード:日本語入力はQWERTY配列だけでなく10キー式にも対応

同社固有のアプリとしては、Nokia Music、Mix Radio、HERE Drive、HERE Maps、HERE Transit、HERE City Lens、Cinemagraph lens、Smart Shoot lens、Panorama lens、App Highlightsなどがプリインストール済です。

GPSとカメラを使ったアプリが多いのが特徴的でしょうか。iOSとは違い、Windows Phone 8はキャリアやメーカーでOS標準以外のアプリも予めセットできる様になっているため個々の特徴を出すことが可能です。またWindows Phoneストアアプリを起動すると、同社専用のコーナー(Nokia Collection)があり、これ以外のアプリやゲームが多数登録されています。

Nokia Music、HERE City Lens、Nokia Collection

システム的に興味深いのは、設定/オーディオでしょう。ここにはイコライザーと、拡張としてDolbyヘッドホンのON/OFF、オーディオレベル調整(再生音量を同じにする)のON/OFFがあります。

iOSやAndroidの場合、同等の機能は個別のアプリで対応しています(例外もありますが)。しかしWindows Phone 8ではシステムレベルでの対応です。全ての音楽・動画再生アプリで同じ設定が利用でき、かなり便利です。但しヘッドホン使用時のみで、内蔵スピーカーやBluetooth接続機器には未対応となっています。

運用面でのちょっとしたコツ

運用面でちょっとしたコツを二点ほど。まずLTEですが、ハードウェア自体は仕様通りLTEに対応しています。ただし扱っているキャリアがLTEに対応していない場合、ソフトウェア的にディスエイブルされているため注意が必要です(裏技でONにする方法もありますが、今回の趣旨から外れるので記載しません。興味のある人はtoggleENSのキーワードで検索して下さい)。購入当初ディスエイブルで後のアップデートでイネーブルになるケースもあります(Lumia 820がそうでした)。

またLTEが使える状態でも電波状況が悪い場合、3GとLTEのスイッチングを繰り返し、あっと言う間にバッテリーを消費します。過去に体験した例としては、このスイッチングによって、待受け状態にも関わらずたった6時間ほどでバッテリー切れになりました。

メールやFacebookを見たり、適度に縮小して写真をアップロードする程度では、特にLTEは必要ありません。3Gのまま使ったほうがバッテリーの消費が抑えられることもあり、設定/携帯ネットワーク/最高接続速度2G|3G|4Gの部分を3Gに固定して運用する方が無難でしょう。LTEの電波が安定している場所でインターネット共有を使うときなどに4Gへセットするのが良さそうです。

もう一点、実際使った時のバッテリーの持ちは、通常だと約24時間といったところです。最近のAndroid搭載機と同程度、iPhone 4Sと比較すると短いでしょうか。

これは主に待受け時間に差があり、アプリなどを動かす使用時間に関しては大差ありません。待受け時間中のバックグラウンドタスクで差が出る様です。設定/アプリ/バックグラウンドタスクでアプリ個別でON/OFFする機能があり、調整すると少し良くなるケースもあります。
バッテリー消費一覧(1時間での消費%)、設定/バッテリーセーバー、設定/携帯携帯ネットワーク/最高接続速度

さらに少しでも待受け時間を長くする方法として、設定/バッテリーセーバーを"常にON"すると倍以上持つ可能性があります。これは電話とSMS以外のバックグラウンドタスクを全てOFFにするもので、メールやFacebookの通知などはアプリを操作しない限り自動同期しません。

スマホとしては不便で面白みに欠けますが、これはこれで良い面もあり、周囲の状況や忙しくてLumiaを触れない時、または目の前にパソコンがあり全て処理可能な状況だと、見ることができず気になりイライラする、またはメールや通知が二重に入るので二度手間となるのを防げます。

優先順位の高い電話とSMSだけが待機となり、他に関しては一段落したところで手動で更新すればよく、通知に振り回されずに済みます。実際やってみると意外と快適なので、最近はバッテリーセーバーを常にONにして使っています。Lumia 920に限らず、全てのWindows Phoneに共通なので、興味のある人は試して下さい。

ノキアは5月14日のイベントでLumia 925を発表しました。その時点でLumia 920は同社のフラグシップ機ではなくなりましたが、Windows Phone 8搭載機としてエポックメイキングなモデルと言うこともあり、iPhoneとAndroid搭載機以外にも魅力的なスマートフォンがあることを知って頂ければと、改めてご紹介した次第です。

SoftBankとauはiPhoneに夢中、NTTドコモは全てをコントロールできるTizenを推し出したのでWindows Phone 8の国内投入は微妙になってしまいましたが、例えばASUSがキャリアとは関係無く、独自でSIMフリー端末を国内販売している様に、何とか上陸して欲しいところです。これだけのOS、そしてハードウェアを使えないのはユーザーにとって不幸とも言えます。次回は、アプリを中心にご紹介します。




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