次期 Android のコードネームはまさかの Android 4.4 KitKat でしたが、キットカットを販売するネスレと Google の協力は名前だけに留まりません。

ネスレは公式な Android コラボパッケージのキットカットを世界で発売し、Nexus 7 (2013) や Google Play のクレジットが当たるキャンペーンを実施します。





Google で Android のグローバルパートナーシップを担当する John Lagerling 氏と、ネスレでマーケティングチーフを担当する Patrice Bula 氏によると、今後パッケージにドロイド君ことAndroidマスコットをあしらったKit Kat (お菓子)を、英国、米国、ブラジル、インド、ロシア、そして日本で販売する予定。

(お菓子のキットカットは Kit Kat ですが、Android 4.4 のコードネームは空白なしの KitKat と微妙に違います)。

なお以前からコードネームとして噂されていたKey Lime Pie については、実際にある時点までは Google 社内で使用されており、パートナー向けの説明にも使われていたものの、

・キーライムパイの味を知っている人はかなり少ない。
・社内のおやつにキットカットがあり、誰かが「キットカットで良いんじゃないの?」と言い出した

という身も蓋もない流れでキットカットで行くことになったとのこと。

両者いわく、そこからは:

・最初はどの会社がキットカットの商標を持っているかも知らなかったため、ネスレの英国での広告代理店に代表からいきなり電話してみた (11月末時点)

・広告代理店からネスレのマーケティング責任者に話が伝わり、当人いわく「一時間もしないうちにやろう、と社内で決定した」。

・最初の問い合わせから24時間以内に、スイスのネスレ本社からGoogleにコンタクトがあり、実際のコラボレーションについて協議を開始。

と、意外な速さで進行しました。さらに2月のMobile World Congress イベントでは両社の代表者が会合して詳細を詰め、この時点でコラボ Kit Kat を世界で販売するプランも決定したとされています。

両社によれば、今回の提携にはどちらの方向にも金銭の支払いはまったくなし。Googleの Lagerling氏いわく、「面白くて意外なことがしたかった」。

なお Google とネスレの機密保持は徹底しており、ネスレでは5000万個分のパッケージを製造するため二か月前から稼働させているものの今日までまったくうわさすらなく、Google側では内部的にも Key Lime Pie / KLP の名称を使い続けたため、社員ですら本社の庭に Kit Kat ドロイドの彫像が送られてきたことで始めて知った者が大半とのこと。




こちらはネスレによる Androidコラボ Kit Kat のコマーシャル。アップルやアップルの真似をしたい各社がよくやる、「経営者や開発者が、まったく新しく素晴らしい新製品を陶然と紹介」の露骨なパロディです。
Android 4.4 KitKat 公式コラボのキットカット登場、Nexus 7他が当たるキャンペーンも実施
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