オンキヨーが iOS 用の音楽プレーヤーアプリ ONKYO HF Player を公開しました。特徴は、オプションの「HD Player Pack」(1000円)を購入すると、DSD や FLAC、WAV 形式などのハイレゾ音源が再生可能になるところ。DSD ファイルは DoP(DSD Audio over PCM Frame)出力も可能です。


HD Player Pack オプションで対応するハイレゾ音源の形式は、DSD(5.6MHzまで)と、最高で24bit/192kHzのFLAC。同じく24bit/192kHzまでのWAVにも対応します。

標準の「ミュージック」アプリに登録してある MP3 や AAC などのファイルは事前の設定不要で再生可能。「iPod」ライブラリから選択、再生できます。ハイレゾ音源ファイルも同様に「HD」ライブラリに自動的にリストアップします。まだ HD ライブラリに何も入っていない場合は、iTunes を使って楽曲を転送する方法へのリンクを表示します。
プレイヤーの付加機能として、音質調整のためのリニア FIR イコライザーを搭載。標準的なSDモードと高精細な調整ができるHDモードの2種類を使い分けられます。海外のミュージシャンが設定を施したイコライザーのプリセットも選択可能なほか、設定したアーティストの紹介記事も見ることができます。

Apple iPad Camera Connection Kit などを使えば、96kHz または 192kHzの音楽ををデジタル出力したり、DSD ファイルの DoP 伝送が可能です。ただし、DoP伝送 は PCM フレームに DSD 信号を載せて送る方式のため、再生中に iPhone の着信音など通常の PCM 音声が入るとノイズが発生し、機器を故障させる可能性もあります。このためオンキヨーは、DoP 出力の際はマナーモード設定を推奨するとともに、非サポート扱いとしています。

対応機種は、iOS 6.0 以降の iPhone、iPad、および iPod touch。イコライザーを HD モードで使う場合は、高度な演算を要するため iPhone 4S 以降、iPad 2 以降、iPod touch(第5世代)以降が推奨です。

ハイレゾ音源は、オンキヨーが2005年から展開している専門の配信サービス e-onkyo music などから入手できます。以前はハイレゾ音源というとクラシックやジャズが多い印象でしたが、最新のリリースでは、11月に来日予定のポール・マッカートニー、10年ぶりとなるスティングの新譜が並び、より親しみやすくなっています。

2013年はハイレゾ元年とも言われ、急速に市場が立ち上がっています。最近でもハイレゾ対応ウォークマンの発売、同じくソニーの音楽配信サービスmora がハイレゾ音源を配信開始するなど、一般ユーザーにも普及の下地が整ってきたようです。
iOS アプリ ONKYO HF Player公開、オプションで DSD / FLAC 形式などのハイレゾ音源に対応

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