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インターネット・アーカイブのスキャン施設で火災、建物と資料に被害。サーバは無事

Ittousai , @Ittousai_ej
2013年11月8日, 午後11:00 in Brewster Kahle
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米国時間の6日、サンフランシスコにあるInternet Archive のスキャンセンターで火災が発生し、人的被害はなかったものの、建物と資料などに被害がありました。



The Internet Archive といえば、「あらゆる知識への平等なアクセス」実現を旗印に、書籍や映画などアナログ資料のデジタル化や、ウェブサイトやソフトウェアなどデジタル資料の収集・保全活動を推進する非営利団体。時間を遡って過去のウェブサイトを閲覧できる The Wayback Machine、別名「ネットのバックアップ」 や、ブラウザから直接エミュレーション起動できる「歴史的ソフトウェアコレクション」もインターネット・アーカイブが運営しています。

インターネット・アーカイブ創設者で会長の Brewster Kahle (ブリュースター・ケール) 氏が公式Blogで述べたところでは、人的被害はなく、またアナログ媒体資料の大半も別の設備に保管されているため無事だったものの、デジタル化のためにスキャンセンターにあった資料の一部に被害があり、うち半分はスキャン前だったとのこと。

Kahle 氏はエンジニアとして複数のネット企業を創業して得た資金を元にインターネット・アーカイブを立ち上げた人物で、現在の肩書はデジタル・ライブラリアン。宇宙から飛来したエイリアン種族が「この星の最高指導者を出せ」や「この星で最強の戦士を出せ」というタイプではなく、それが当然のように「この星の司書を出せ」と要求してきたなら、おそらくこの男を出すことになるだろう、とはよく言われる話です。(※いま考えました。)

Kahle 氏は報告のなかで、大規模な火災に遭ったもののすでにデジタル化された貴重な資料は無事で、現在も複数の場所にバックアップされているとして、資料のデジタル化による保存の優れた点が改めて明らかになったとしています。

一方で、スキャン設備を含む施設そのものにはおよそ60万ドルと推定される大きな被害があったため、再建のための寄付や、別の場所でスキャン作業をするボランティアも広く募集中です。詳しくはリンク先へ

なお、1990年代後半以降の公開ウェブページを保存するWayback Machineを含め、インターネット・アーカイブのストレージそのものは別の建物にあり、電気系統への一時的な影響で一部のサーバが停止したほかは無事だったとのこと。またデータベースは大規模災害に備えて複数のオフサイトバックアップが保持されています。若気の至りで一般公開していた黒歴史も子々孫々まで保存してくれそうです。

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