Googleがストリートビューの自作機能を提供。Google マップから参照可能に
Google がストリートビューを自作できるサービスを開始しました。Google+ ユーザーは、自分が撮影したPhoto Sphere (360度パノラマ)写真をGoogle マップに埋め込み、Google マップの View コミュニティで公開できます。
自作ストリートビューに必要なものは、Google+ アカウントと、Android 4.2 以降の端末(カメラに Photo Sphere モードがある機種)、もしくはデジタル一眼レフカメラなど。
デジタル一眼カメラは広角レンズが使えたり速いシャッター速度などから高画質のパノラマ作成に向いていますが、それ以外のカメラや iPhone のパノラマ撮影機能なども使えます。
作成方法は2通り。Androidスマートフォンやタブレットを使用する場合は:
- Google マップアプリで Google アカウントにログイン
- 端末の位置情報を有効にする
- カメラを起動してPhoto Sphere モードでパノラマ写真を撮影する
- Android フォトギャラリーで「共有>Google マップと共有>送信」と選択してPhoto Sphere 写真をアップロード
そのほかのカメラを使用する場合は:
- カメラのGPS 機能を有効にする (GPS 非搭載の場合は撮影場所をメモ)
- 360度パノラマ写真を撮影・作成 (カメラや編集ソフトの種類は不問)
- 写真にPhoto Sphere 用XMP メタデータを付加する (Google のPhoto Sphere 画像作成サイト か対応ソフトを使用)
- Google+ の「写真をフルサイズでアップロード」設定を有効にする
- パノラマ写真をGoogle+ にアップ
- Google Mapsコミュニティサービスの View に移動
- 「カメラからインポート」のアイコンをクリックし、" View " 上で公開する写真を選択 (この際にGoogle マップ上で撮影場所を入力可能)
こうして複数の Photo Sphere をアップロードしたのち、View に新しく追加された接続ツールで複数の写真を星座のようにリンクすれば、ストリートビューとしてパノラマ写真のあいだを移動できるようになります。リンク方法はこちら。
また写真はストリートビューとして採用される可能性もあるので、いつまでたっても故郷のストリートビューが見られないと悲嘆に暮れていた方は、これを機に自作するのもよいかもしれません。

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