NASA のジェット推進研究所(JPL) が、マイクロソフトのモーションセンサKinect とOculus のヘッドマウントディスプレイ(HMD) Oculus Rift を組み合わせたロボットアーム用コントローラを開発し、デモ動画を公開しました。

上の画像は離れた場所にあるロボットアームを操作してブロックを掴もうとしているところ。HMD には自分の腕とロボットアーム、ブロックが表示されています。動画は続きへどうぞ。




このコントローラの開発目的は、今後の太陽系探査において重要な役割を担うであろうロボット宇宙船を改良し、探査効率を上げること。

というのも従来の操作方法では、オペレータが第3者視点から操作することと、オペレータと探査船の間で発生するタイムラグの影響で、操作結果が予期せぬものになったりコントロール不能に陥る場合がありました。

そこでまずHMD を採用することで1人称視点での操作を実現。またコントローラとなる自分の腕とロボットアームをHMD 上に同時に表示することで、アームの軌道と最終位置が把握しやすくなり、操作精度が向上するとともに体感するタイムラグを減少しています。



今回のシステムでは、カナダKinova 社のUSB ロボットアームJACO やKinect、Oculus Rift といった機材のほか、NASA のRAPID プロトコルを使用。

RAPID とはロボット操作用のソフトウェアデータとルーティンのセット。異なるシステムや操作方法を持つロボット間の互換レイヤーとして機能します。興味のある方はリンク先RAPID のページへどうぞ。

NASA JPL、Kinect とOculus Rift を使ったロボットアームコントローラをデモ (動画)

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