マイクロソフトが、クラウドストレージサービス SkyDrive を新サービス OneDrive に移行する予定を発表しました。すでに OneDrive.com サイトはプレオープンしており、Blog では SkyDrive から OneDrive への転換あるいは改称を説明する記事を掲載しています。



マイクロソフトの SkyDrive といえば長い歴史をもつクラウドストレージサービスですが、昨年の夏に英国の衛星放送企業 BSkyB、通称 Sky との商標争いに破れ、英国および欧州では SkyDrive の名称でサービスを続ける権利を失っていました。

マイクロソフトは英Sky と、控訴しないかわりにサービス改称までの一時的な使用許可を得る条件で和解しており、今後なんらかの取引で「 SkyDrive 」の名称を改めて認めてもらうのか、あるいは改称を受け入れるのかほんのりと注目されていた経緯があります。

結局は英国・欧州で「SkyDrive」の名称が使えなくなったことをきっかけに、全世界で新たな名称への移行を決定することになりました。

単なる改称といえば改称ではあるものの、マイクロソフトでは OneDrive への切り替えタイミングでサービスの拡充も予告しています。ただし名称以外の具体的な変更点はまだ不明。

従来の SkyDrive または SkyDrive Pro ユーザーについては、そのまま何もしなくても、OneDrive および OneDrive for Business の名称で同じサービスを受けられます。



さてマイクロソフトでワンといえば、昨年の全社的な組織改革で掲げられた合言葉は「One Strategy, One Microsoft」でした。また製品でいえば、文書が SkyDrive にクラウド保存されデバイス間で同期する OneNote や、SkyDrive アプリ対応で他デバイスからのメディアが見られる Xbox One などがあります。

裁判で負けたことが要因であることは間違いないとして、マイクロソフト的には SkyDrive / まもなく OneDrive が Windows PCでも Windows Phone でも、Xbox でもその他のサービスでも横断的に使えるワンストップなサービスであることを改めて印象付ける良い機会として活用することにしたようです。
マイクロソフト、SkyDriveを「OneDrive」に改称。マルチデバイスで使えるひとつのドライブを強調
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