Fukushimaの最新記事

Image credit:

Googleが福島県のストリートビューを拡大、帰還困難・居住制限含む避難指示区域市町村を全公開

Takuro Matsukawa
2014年1月31日, 午後07:14 in Fukushima
1925 シェア
1337
372
52
26
138

注目記事

人気記事

(富岡町 ホテル海遊館)
Google が福島県内のストリートビューエリアを拡大し、新たに田村市を公開しました。これにより、福島第一原子力発電所の事故に伴い指定された避難指示区域内すべての市町村が閲覧できます。

現在避難指示区域として指定されているのは、福島県飯舘村、葛尾村、川内村、田村市、楢葉町、南相馬市、川俣町、大熊町、双葉町、富岡町、浪江町の11市町村。



(双葉市 双葉駅前)
避難指示区域には、「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3種類があります。公益財団法人原子力安全技術センター作成の環境防災Nネットによると、各区域の定義は:​

帰還困難区域:「5年間を経過してもなお、年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれのある、現時点で年間積算線量が50ミリシーベルト超の地域」であり、引き続き避難が継続される。この区域では、住民の一時立入りの際、スクリーニングを確実に実施し個人線量管理や防護装備の着用を徹底することとしている。

居住制限区域:「年間積算線量が20ミリシーベルトを超えるおそれがあり、住民の被ばく線量を低減する観点から引き続き避難の継続を求める地域」であり、帰還に数年以上を要するとみられる区域として計画的避難区域と同様な運用が実施される。この区域では、住民の一時帰宅(宿泊禁止)、通過交通、インフラ復旧など公共目的の立入りは認められている。

避難指示解除準備区域:早期帰還を目指す「年間積算線量が20ミリシーベルト以下となることが確実であることが確認された地域」であり、主要道路における通過交通、住民の一時帰宅(宿泊禁止)は柔軟に認められている。また、一時的な立入りの際には、スクリーニングや線量管理などの防護措置は原則不要となっている。


こちらは避難指示区域の概念図。レッドが帰還困難、オレンジが居住制限、グリーンが避難指示解除準備区域。画像は経済産業省のHPより。



事故の発生からまもなく3年が経ちます。福島第一原発では、すでに廃止となっている1号機から4号機に加え、本日2014年1月31日付で5号機と6号機も廃止となりました。

これにより福島第一原発は発電所としての役割を終えますが、1号機から4号機の廃炉と、被災地の復興という大きな目標が残っています。

1925 シェア
1337
372
52
26
138